PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」のレビュー・感想・評価
全81件中、41~60件目を表示
霜月美佳の立場を示す話として完璧な映画
霜月美佳という一個人の描き方がとにかく素晴らしかったという話。
あくまでもシビュラシステムの側から人間の綻びに手を差し伸べる話だったと、自分はそう受け取りました。
完璧でなくてはならないシビュラシステムを脅かした罪人に対して霜月美佳が罰を下す、そう、「罪と罰」です。
常守朱とはどうしようもなく対の位置から秩序を模索する霜月美佳。最後に宜野座がこぼした「お前たち2人の執行官でよかった」も、双方の立場を経験した者の言葉として特別な味わいが伴って聞こえました。
「罪と罰」、本当に良かった。
MX4Dはいらない
1時間という時間的制約のせいかシーズン1やシーズン2のような形而上学的なテーマがなくアクション主体だったのはちょっと残念だった。
MX4Dは、初体験だったが、場面と関係なくシートが動いたりして映画に集中できない。MX4DでなくIMAXやDolby Atmosでの上映を望みます。
朱では無く、霜月美佳が挑むからこそ意味あるケース
「2」が非常に大好きなので、どう来る?って思いましたが、結論言うと"そう来たかw"と中々ニヤニヤしちゃいましたね。
霜月美佳って「2」でさんざん醜態ここに極まりでしたが、「劇場版」では一周回って見事な狡猾刑事に昇進。思わずコイツ面白いなとガッツポーズをしちゃいましたよ(笑)。こんなに一作重ねるたんびに急回転するキャラクターって、もはやネタ枠状態なのに面白いからスゴいですねw作中経過は1年半で、成長レベルは10年相当経っていそうな激変ですよ(もはや「猿の惑星」級。あれも劇中10年間隔開けて話を広げてるから)。
さて注目の「罪と罰」ではさらに一周回りに回って、多少はシビュラに喰ってかかれる「度胸」がついてて最高でした!腹黒刑事も◯◯相手じゃ流石に正義が勝るんですねえ~それか1期の救えなかった"想い人"がよぎったのかな?とにかくここでの監視官・霜月美佳は「こっち側」です。
今回の犯人サイドも"最悪の発展系"で、今日的なテーマも非常に想起させる相手でした。いわゆる"集団心理"における不純物の徹底排除。そこに霜月監視官と発展途上の宜野座さん(弥生さんもいます)が、解決せざるを得ない事態に巻き込まれるお話です。
考えると犯人サイドの"集団心理"の悪用法って、現在のボクらが招いてしまった"未来"と言えそうですね。この時世って賛成意見に反するヤツらは敵だみたいな、議論無視の結果早急思考みたいなものがあるし、ネットなんかの反応見てるとそういう節ってあると思います。そこにつけこみ悪事を働く更正施設の連中相手に、イタイ上司(ディスっていません)とギノおじさんが挑むってのは可笑しいですね(同時にスゴく興味深いです)。
まあ朱や狡噛さんの出番をも少し控えさせたら、文句無しに最高でしたし、そこはちょっと惜しかったかな。サトシとかの顔出しをしないポケモン同時上映作品(要するに短編です)、あれにちょっと近い感じにしてれば、スゴく良かったかも。
とにかく少しの不満はあれど、待った甲斐はあると思います。残るNext Storyも早く見たくてたまらないです!
制約のある中で上手くまとめた作品
宜野座と霜月のバディものとしてよ良くまとまった作品。
時間の制約でそれほど大仕掛けが出来ない中で、PSYCHO-PASS世界のシナリオとしては大枠を外さない所に落ち着いた感がある。
大きな期待は禁物だが、退屈はしないだろう。
全体的に既視感
初見
シビュラシステムと潜在犯、この二つから世界観の入り口はわかりました
他は映画観る前後にレビューで補完しました
映画の印象は80年代当時に夢想していた近未来SF映画の雰囲気ですね
生活感は感じませんでしたが、丁寧に分かりやすいレイアウトで描かれていてしかも退屈しない画面構成でした
ストーリー展開はやや薄めというか、アクション描写もあまり功を奏していないというか全体的に色々と勿体ない物足りなさはありましたね
シビュラシステムはすごいアイデアだと思いますが、便利な反面、なんか息苦しい社会のような気もしますね
犯罪被害が減るのは 望ましい事ですけど、僕自身もどちらかと言えば潜在犯のような気がします^^;
しかも当然ながら取締るのは地道なマンパワーで人間なわけですよね
シビュラシステムの効果でこの社会が正しく成熟している方向に進んでいるという側面が強く出てれば説得力になるんですが、今回の悪役で銃で撃たれて破裂したおばさんのような人間がいる現実があるようなのでなかなかうまくいかない感じなんですね
初見にサービスする必要はないんですけど、あまり目玉と思えるシーンもなかったし、個人的には感情移入できるキャラもいませんでした
映画としてはそつのない作りですが、3部作である今回の続編を観るかどうかは迷いますねえ
そこら辺は制作側に新規ファンを取り込もうという思惑ないんだなあと思った次第です^^;
面白かった
正直3部作で中途半端に続くみたいに終わってしまうのかと思ってたので一部で完結で良かった。
実は全てつながりがあるのかもしれませんが。
サイコパスのアニメは見てないので、所々で
執行官も暴言や憎しみを見せるので執行対象になりそうな気がしてならない。
怒りや憎しみで数値が増える訳ではないとしたら
その人が罪を犯した場合執行対象外のままなのだろうか。
映画の話に戻ります。
霜月美佳の行動はかなり非常識で強引な捜査もする行動派、しかし馬鹿ではないのに馬鹿である。
彼女は正義感が強すぎるのと仲間の力を頼りにしすぎてる感がある。そして自分にも自信があるゆえの結果だった気がします。
とにかく可愛いかった。
男の方は、カッコいいです。頼りになるかと思ってたら結構苦戦します。
捕まった女性捜査官、めちゃくちゃ好みでした。
クールで。
次の映画も観に行こうと思いました。
概ね満足
60分は短いと仰ってる方もいますが、それは観る前の情報から分かっている事なのでそれを踏まえて観に行くべき作品だと思います。短い分スピーディですしPSYCHO-PASSが初見の方でも分かりやすくて良作だったと思います。ただ黒幕は…そうだよね、って感じでした。
テレビ版の脇役に焦点を当てた感じ?
事前知識はテレビ版の1期2期見た程度です。
面白かったか否かと言われれば普通だったって言いたくなる感じでした。
テレビ版のような謎が謎を呼ぶ展開ではなく、問題あった!ぶん殴りにいって解決するぜ!みたいな感じのシナリオに感じてしまい個人的にはうーん……って感じでした。
60分なのでそう突き詰めた話はできないのでしょうがないとは思うのですが、色々突っ込みどころがあるというかなんというか……
登場キャラに愛着がある方は、恐らく楽しめるのではないかなぁと思います。アニメーションはテレビ版と同じくらい素晴らしく、いい動きをしていましたので良かったです。
ただ、正直この60分を劇場の通常料金で見ると少しものたりねぇなぁと感じてしまい、なんだかなぁと思ってしまいます……
暇つぶしにいい感じ
上映時間は短いから暇つぶしにいい感じに楽しめます。だけど、霜月美佳がよく分からない。善人風に描かれているけど、共感できないし悪人だと思うけど、精神はクリアな状態みたいです。監視官って平常心で人を殺せて悪事にも目を背けられるサイコパスなのかなと思いました。
不自然な「成長」
(霜月美佳のキャラクターに対する違和感について書いていますが、小説やドラマCDなどは全て把握しきれてないため、そのようなスピンオフ作品でここに繋がる霜月の心情の変化が描かれているものがもしあればごめんなさい&教えてくださると助かります)
今回のメインの一人である霜月美佳というキャラクターを理解するのに相当時間がかかりました。
今作の霜月はどこか「かわいい」と思わせるような描かれ方をしているところがあり、かつ自分の行動に迷いがなくて潔い、どこか「さわやかな」キャラクターに成り代わっていました。2のラストにおいてシビュラを盲信することで罪から目を背け自己を保とうとしていた霜月がどうしてここまで生き生きと振る舞うことができるまでに「成長」したんでしょうか?
鑑賞直後はその過程がまったくわからず混乱でしかありませんでした。正直「成長した」という結果だけ見せられても何も感じません。そもそも2で常守の祖母の情報を漏らした、という「罪」に対して結局どのような姿勢をとったのか?「罪と罰」というサブタイトルなのにも関わらずそもそも霜月美佳が自身の罪と向き合いもしないで罰も受けずただ良い感じのキャラクターになっているのは何なんだという疑問…。
しかしながら鑑賞後、彼女についてのバックグラウンド、及びTVアニメの内容をもう一度整理し、辻褄が合うようにここまでの過程を自力で想像することで、なんとか納得がいきました。もし2もしくは劇場版~今作までに霜月が自らの罪と向き合っていたらどうなっていただろうか、もしそうだとするならばそのきっかけはどんなものがあり得るだろうか…など。受動的なコンテンツが溢れ、それで満足しがちな今の時代、かなり考えさせられるものだったので新鮮でした。想像力が試されます。乱暴な解釈ですが、霜月美佳の「罪と罰」について考えさせられるように作られているがゆえのサブタイトルなのではないかと疑うくらいです(笑)Case2はどのような切り口で来るのか楽しみです。
気楽に観れるアニメ
IGなので全体的に絵のクオリティ高め。
ストーリー平凡。黒幕いつもと同じ。
特筆すべきマイナスはないけど、目新しさもない。
メッセージ性はないので普通のエンタメ作品として楽しむのが吉。
前作の劇場版より短尺でまとまり良かったと思う。
ただ初めて観る人はついてけないと思うよ、多分。
個人的には、やっぱり中村悟の絵と佐倉さんの声がツボ。
其だけの為にもう一回観ようか悩む……
霜月さんと宜野座さんが活躍する程度。 ストーリーとしては工夫も無く...
霜月さんと宜野座さんが活躍する程度。
ストーリーとしては工夫も無く面白いとは言い難い。
キャラファン向け映画でした。
PSYCHO-PASS(1期)ファンです。 ロージャとよばれるロジ...
PSYCHO-PASS(1期)ファンです。
ロージャとよばれるロジオンに対して宜野座さんが『ロージャ、罪と罰か』と言うのが最高にダサかったです。
1期のように文学的素養を入れたかったのだと思いますが、映画のタイトルになっているのでわざわざキャラクターに言わせなくてもロジオンやロージャと言われた時点で視聴者は勝手に(なるほど。罪と罰)と思ってニヤリとします。
槙島と狡噛だったらこんなに直接的ことは言わなかっただろうなぁ……。
宜野座さんはどんなに鍛えていても左腕以外は生身なのでリアリティがない。
霜月監視官が「美佳ちゃん」と全員から呼ばれていることにもビックリ。
ストーリーは空っぽ。アンパンマンですね。
正義感で悪い人をやっつける。でも必要悪だから根絶やしにはしない。
エリミネーターで人を破裂させないとPSYCHO-PASSとは言えないと言わんばかりの演出もうんざり。
PSYCHO-PASSという作品の代名詞を「グロいアニメ」にしたいんですか?
ドミネーターが電波がなくて使えなくなるのもこう毎回だといい加減ダサい。
宜野座が好きなら見るべき
今までのPAYCHO-PASS作品(映像化)は目を通しています。
今回のエピソードは60分という尺ということもあってか展開がスピーディーで分かりやすくまとまっています。
内容に関しては「宜野座がカッコいい」としかいいようないです。
他に言うなら「黒幕はシビュラか~だろうなぁ~」って感じです。
全てのPSYCHO-PASS作品がシビュラシステムの暗躍(?)っていう結末が多いのでしょうがないとは思います。
しかしながら結末が予見できてしまうため初見時の高揚が作品を追うごとに薄れて行くのは事実だと思います。加えて、アクションも劇場版と比べてしまうとちょっと……っていうのが正直な感想です。
今後は強いアクションと人間ドラマを期待したいです。
60分で120分の満足感!
他の評価が低いのでビックリです。
トリロジーみたいになっているので、私も最初は微妙でしたが、、
PSYCHO-PASSファンなら必見です!
60分短いな、高いな、と思っていましたが、120分の満足感がありました。逆に一瞬も飽きさせられず、時間的には得した感が一杯でした。
これからは短い時間で満足出来る、こういった作品が増えれば良いなと思いました。
期待以上!
もっと評価されていいと思う。
日本人が忘れてはならないテーマを逃げずに描いていたのは良かった。次世代どころか数世代先にも影響を及ぼす負の遺産であり、人権問題であり、まだ収束していないテーマである。また集団心理という恐ろしさも端的に描かれていた。日本人は自覚がないのか、日常の忙しさもあって他人事になってしまいがちのことを、この映画で見つめ直せたらと思った。
キャラ的には、宜野座さんがイケ化している。見ていてカッコよかった。霜月も頑張っていて応援したくなる。この2人の活躍がこの一話で完結しているのが惜しいくらいだ。宜野座カフェ関西でもやってくれたらよかったのに。
オープニングに仕掛けがあるそうなので、また行ってよくよく見てみたい。PSYCHO-PASSで期待していた知的な仕掛けは特になかった気がするが、満足できる作品であった。
入場者プレゼントの設定集や、パンフレット、その他グッズ等の完売が早かったようなので、もっと準備しておいてほしかった。(初日にゲットできてよかったが)
映画作るの下手くそなのでしょうか……?
前回の劇場版が『狡噛○○へ行くの巻』のような番外編だったので、今回は本筋の話を期待して楽しみにしていました。が、
「何でこんなに映画作るの下手くそなの?」
開始10分くらいで、「あれ?これつまんないパターンかも……」と感じさせる雰囲気で嫌な予感。とにかく一本調子というか、間が一切なくて、ずーっとダイジェストを見せられている感じ。60分の作品なだけに「ただ時間ないだけじゃん」と思うほど淡々と進んでいくので、感情移入が全くできない。時間ないならなぜ無理矢理60分にしたんだろうか……。
ストーリーは60分の話としても薄っぺらすぎました。1000回見たことあるような焼き直しな話で、物凄く単純な『正義vs悪』これサイコパス?と思うほど激浅い。超簡単に言うと表向きはいいことをしている風組織が、案の定裏では「このゴミ共、ガーハッハッハ」と超わかりやすい悪役ばかりで萎えます。(こんな単純な人間現実にはいません。)
昨日考えたような話と、昨日考えたような敵キャラ。特にあの激弱なじいさんと渡辺なおみは一体何なんだ?「やられるためにこの世に産まれてきたのか?」ととてもイラつきます。
この出来で2,3とやるのはつらすぎると思います。おそらく1時間の作品を3つ量産するつもりでしょうが、時間が短い作品でも鑑賞料金は同じです。短いのでストーリーが薄いし、時間がないので淡々と進行していくため感情移入できない、そして通常料金を取られるという負の連鎖です。
アニメ本編は勿論最高であるし、今回のはサイコパスではない。どんなに絵が綺麗でも、中身が皆無であればそれは全く意味がありません。これは優秀なアニメーターの無駄使いですし、この労力でもっと良質なアニメを作った方がいい。非常にもったいないです。。
必要な物は揃った手軽な娯楽作品
今作はパッツン常守が脇役に転じるというギミックが面白そうで期待した作品です。ですがこの作品そのものは前回の劇場版から知ったので認識はワリと浅い方だと思います。
手軽と記載しましたが、アニメ映画にはありがちな事前の予習は最低限必要ではあります。ネタの核であるシビュラシステムや、それを元に活動する公安面々の活動内容を把握していれば問題ありません。前作の内容も知らなくても上記を踏まえていれば、最低限ストーリーには付いて行けます。
自分も霜月という人物をキチンと理解していなくて、公務員における堅物が現場に揉まれて柔らかくなるネタかと勝手に想像していました。実際は硬めで威勢のいいオネーサンだけど、シッカリキメるトコはキメるキレは備えていて、ネットの前情報とは若干印象が異なりました。
ファンの間では霜月は人気薄で寧ろ嫌われキャラの様ですが、個人的にはそんな事ありませんでした。何せ全体的にシッカリ仕切ってソコソコやれてましたし、ギノさんに至っても大変な目に遭ってそうで何故か安心して観ていられるってのは、実は物足りなさの裏返しなのかも知れません。
そう言う意味では、内容もアップダウンが然程大きいものではなく、60分に纏まった公安物語の路線からはみ出す勢いはありません。それでもチャンと楽しめる60分であった事は確かです。
惜しむらくは、展開が些か忙しくてもう少し尺が欲しかった(間やタメがもっと有効に使えた?)事と、基本料金1,300円レイト1,100円ならもっとお客さん入ったかも??
次話は2月と早いタイミングで鑑賞できるとあって、次はどんな内容なのかが今から楽しみです。
サプライズは無いけど、またあのPSYCHO-PASSの世界が楽しめ...
サプライズは無いけど、またあのPSYCHO-PASSの世界が楽しめた。
case2、case3が楽しみ。
最高!!
最初60分でしっかり話がおさまるのかなと思ってたけどしっかりおさまっていてよかった
アニメの時の霜月が苦手だったんですけど今回の映画で角が取れて親しみやすくなってたしガッツポーズとかしていて可愛かったですあと宜野座さんを大画面で見れて大満足です( * ॑꒳ ॑* )あとアクションシーンとかもかっこよかったです!多少短かった分「ここの部分どうなったんだろう…?」ってなった所もあったけどよかったです!!
こういうレビュー初めてなので文がまとまってない部分もありますたが失礼しました
全81件中、41~60件目を表示