映画刀剣乱舞のレビュー・感想・評価
全149件中、101~120件目を表示
本能寺の真実を、今ではもう誰も知り得ないからこそ作れた物語
低予算邦画ならではのチープさはあったが、織田信長を巡るストーリー構成が見事だった。歴史の真実を誰も知り得ないからこそ、こういった出来事も本当はあったかもしれないと思わせてくれた。しかも大河ドラマや邦画大作映画では決して作れない、今作ならではのストーリーだった。
2200年代の未来人が歴史を守るため過去にタイムトラベルするという話のためか、登場人物の衣装がやや奇抜。しかし俳優が見たことのない人ばかりであまり気にならなかった。あの衣装を着たのが福士蒼汰や山崎賢人といった俳優ならば、洒落た現代服を着ている姿が頭にあるので逆にコスプレ感が出ていたはず。無名の俳優を使ったのは英断。しかし無名とはいえ主演俳優の存在感と佇まいは素晴らしかった。山本耕史による人間味ある織田信長とのやりとりは絶妙。八嶋智人演じる羽柴秀吉の名演と合わせて見る価値あり。
細かい描写にも意味が込められていて、とても丁寧に作られた作品
初めに見たとき、なんて綺麗にまとまったお話なんだろう、と思いました。
散りばめられた伏線の回収、刀剣乱舞だからこそ出来るストーリー展開、登場人物(刀物)同士の関係性など、とても丁寧に作り込まれていて、素晴らしいと感じました。
それだけ、スタッフの方々が刀剣乱舞という作品を大切にしていらっしゃるということが、とても嬉しかったです。
1度目に見て冗長かと思った箇所も、2度目にみると気づくことがあり、細部にも意味が込められていて、新しい発見がありました。
剣戟の音や燃え盛る炎の鮮やかさなど、映画館の音響や大きなスクリーンでしか楽しめない面白さがありました。
前知識を入れずに、原作を知っていても知らなくても、特撮物や歴史ミステリー物として楽しめる部分も大きいと思いました。
気になった方は、ぜひ見るべきだと思える、自信を持って人に勧められる素晴らしい作品です。
SF歴史ミステリーエンタテイメント!
初日に1回目を見て、昨日1回見て、今日は2回見ました。
都合4回。
舞台と違って、チケット戦争が無いってステキ。
山本耕史さんの信長、存在感に圧倒されます。
異形のものが現れても、まったく動じない。
得体の知れないものと対しても、肝の据わった内容のある会話が出来る。
とてもとても信長でした。
八嶋智人さんの秀吉、圧巻の出来!
ひょうきんさ、人たらしの反面、酷薄な策謀者の顔。
余すところなく演じていました。
私は、三日月拡近(鈴木拡樹君が演じる三日月宗近をこう呼びます)の、裂帛の気合が入ったときの「はいっ↑」という声が好きで好きで好きで。
それを聞いたときのカタルシスと言ったらもう、たまりません。
これは、ネタバレなしで、ぜひ皆様にも見ていただきたい作品です。
怪物が出てくるがそれは敵だ、くらいの前知識でも楽しめると思います。
時代劇好きな方、大河ドラマ好きな方、特撮好きな方、もちろん審神者の皆様、ぜひ!
ネタバレ読まずに一回見てみて
確かに普段から刀剣乱舞が好きな方、特に二次創作も読まれる方には好みがわかれるとは思いますが、刺さる人には刺さるであろう作品だと思います。
ただ、その刺さるだろう部分がネタバレ故に上手くすすめられないこのもどかしさ。
もしこのレビューを鑑賞前にご覧になる方がいたら、自分の口に合うかどうかは自分でみて確かめてほしいなと私は思います。
話全体のつくりとしてはわりとすっきりしていて、どの世代の人にもわかりやすいのではと感じました。
ジャンル特有の固有名詞はありますが、刀剣乱舞を知らない方でもざっくりとした流れは付いていけると思います。
また、伏線を所々に散りばめて起承転結の転から結に向かって一気に回収していくあの気持ち良さ。
ぜひ最初の一回はネタバレを一切見ずに鑑賞してほしい作品です。
なぜ映画化した、、?!
いやこれが評価4なんてあかんでしょ。
何気に見た舞台版刀剣乱舞がすごくよかったので、この映画化にはかなり期待してたんですが、やっぱり舞台というのは、遠目でみて映えるもの。映画のスクリーンで見ると、なんかコスプレが浮いて見えるんですよねー。
ストーリーも、信長で終わらせといたらまだ感動して終われたのに、後半いるかー?!
何度見ても新しい気付きがある映画
刀剣乱舞の世界観をとてもカッコよく表現してくれていて嬉しいです。
歴史ミステリーとして純粋に面白いストーリーでしたが、そのストーリーを踏まえた上で2回3回と見てみると、各人物や刀剣たちの表情や伏線がわかってくる、何度見ても飽きない作品…!
原作ファンも大事にしつつ、初めて見る人(ゲームやアニメに詳しくない人)も楽しめる作品だと思うので、オススメしていきたいです。
鶯丸が最高にかっこよくて美しかったです(個人的感想)。応援上映できたらいいな。続編もぜひつくってほしいな。
実写化が苦手な方でもイケると思います。
当方審神者歴四年弱(2015年春にオンラインゲーム登録)、舞台版は再演以外ライブビューイングで鑑賞済です。したがって、全てではありませんが舞台版が映画版と同じ役者さんが演じているのを前提とした鑑賞になります。
まずビジュアル面に関しては全く違和感はありません。もちろん身長差などゲームと異なる点が無いとは言いませんが、「この本丸はこう」と割り切れるレベルの些細なことでしょう。よくここまで二次元に迫れるもんだなと感心してしまいます。舞台と比較すると映画の方がナチュラルメイクだとは思いますがアップで迫っても美しかった。
次にお話ですが、なるべくネタバレを控えて表すと結果は同じでも過程が違うとこんな展開をするんだなぁと感嘆が漏れます。あとゲームシステムの独自の解釈も、そう来たかと思わせるものでした。
アクションは凄く格好いいです。刀剣男士のキャラの立ったチャンバラ殺陣に対して敵の時間遡行軍はいい意味で特撮っぽいアクションをしていて対比すると面白いです。
一点だけ残念なのは殺陣がめちゃくちゃ格好いいのに比べ、ワイヤーアクションがちょっと違和感あって、ついシリアスなシーンなのに笑えてしまうんですよねぇ。もうちょっとうまく繋いでほしかった。
翌日父(=高齢男性。元ゲームは知らない)を連れて再度観に行きましたが、ちゃんと楽しめていたようです。食わず嫌いは勿体ないと思います。
映画と役者さんが共通する舞台版、或いは紅白歌合戦でも素晴らしいステージを見せてくれたミュージカル版を経てファンに受け入れられるかたちが確立した上で成り立った希有な実写映画化の成功例だと思います。良くも悪くも後追いはそう簡単なことではない気がしますが、この映画が実写化のターニングポイントになればいいなと考えています。
映画館で見ることに価値あり!!
重厚なストーリーに迫力のある戦闘シーンは映画館でこそ楽しみたい!
刀だからこその解決の仕方、伏線の回収に鳥肌が立ちまくりです。
ゲームや漫画の実写化が苦手だからと避けるのは勿体ない!
勿論、原作を知らない人も十分楽しめる内容です。
歴史好きな人、日本刀が好きな人も是非!
刀剣乱舞だからこそ描ける新たな本能寺の変、最高です!
ギターソロかっこいい
エンディングのかっこよさに全て持ってかれました。映画終了後は「ギターかっこいい」しか言えなくなります。
どのくらいかっこいいかは、ぜひ劇場できいてください。
情報量が多すぎるので何度もみた方が楽しめる映画だと思います。ギターかっこいい。
後半が完全に蛇足
刀剣乱舞のゲームを3年以上やっているユーザーです。映画化ということで、観に行きました。
織田信長、明智光秀の生死といった歴史上でも謎の多いテーマを扱っているので、中盤までは刀剣乱舞を知らなくても楽しく見ることが出来ます。キャラクターの性格や関係性の説明等はほとんどありませんので、ゲームを知っているとより楽しめるかと思います。
しかし、後半は完全に蛇足のように思いました。<歴史ミステリー>と宣伝しているのをツイッターでお見掛けしましたが、後半の展開のせいで一般受けはしない作品だなとひしひしと感じました。
インタビューで「ネットの評判は気にしない」とおっしゃっていた小林靖子さんが、一部のファンに媚びるような脚本を書いたのはただただ残念です。
中盤まではとても面白かったため、評価は3にしました。
最高に泣けて、笑える良い作品だと、思います!!
まず、舞台やミュージカルだと行きづらかったりチケットが当たらなかったから行けないということも無く、気軽に行ける映画となったことによって、年齢層も幅広く見られるようになったのではないかと思います!
本格的なアクションもありますので男性の方が見ても楽しめると思いますし、何より歴史の勉強にもなります!!
何が本当の真実かなんて、誰も知らないですし分かりません。ですが、こういう解釈の歴史があってもいいと私は、思います。
また、刀目線の物語というのも他の作品では見られない貴重な作品であり、あの武将に持たれていたから知っている歴史もあり、この時、この刀はどう思っていたのかと考えるのは、とても面白いことだと思います。
燃えるチャンバラ映画!!!
「イケメンがコスプレしてキャーキャー言われるだけの映画でしょ?」と思っている方、ちょっと待って!!
確かにゲームをやっているファンに向けてのサービスも満点ですが、それ以前にこの作品は良質な歴史ミステリーであり、SFであり、そしてチャンバラ映画なんです。
まず、設定がもう面白い。
「過去に戻って、本能寺の変を止められる」としたら、そして、それを阻止し、正しい歴史を守る者がいたとしたら、って、これだけでワクワクしてきませんか?
次にシナリオ。これがまためちゃくちゃ秀逸。脚本を手掛けた小林靖子さんは、今アニメ3作を同時に手掛けている超売れっ子。
観客がスムーズに作品に入れるよう、あえて誰もが知っている「本能寺」を舞台にチョイスし、物語を作ったのだそう。
予想もつかない展開に、ぐいぐい引き込まれていくこと請け合いです。
登場人物の素晴らしさは言わずもがな。正しい歴史を守るために奔走するのは、ヒトの姿を得た刀の付喪神。千年以上前に作られた「国宝」、三日月宗近を初めて、個性豊かな「刀剣」が華やかに戦場を彩ります。
人間サイドもまた魅力的で、秀吉を演じる八嶋智人さんは、まさに"人たらし"。見ていると思わず口許がほころんでしまいます。
ゲームを全く知らない人でも、時代劇を見ない人でも大丈夫!!この一大スペクタクルを、是非劇場で体感して下さい!!!
刀剣が歴史を語る
日本の刀剣が擬人化出来る世界にて、歴史改変に企む悪者を阻止する為、過去へタイムスリップする。今回は織田信長編と言った所。
いやぁ〜俺女子力高い〜⤴︎。
違う違う😅。周りの鑑賞女子比率が凄すぎて、「男子は観ちゃいけないのか?」と思う程。
まぁ、中身観たら分かったけれども。
ファンでも無く、アニメを数分観た程度、歴史物は好きだが刀剣に興味があまり無い一般人のレビューとなります。
擬人化したお兄さん達大活躍映画である。
刀に興味があれば特に越した事は無いが、映画内で擬人化された人間の説明が3〜4人程だったので、もうちょっと自己紹介があれば。
また、殆ど女性が出てこない。また、出てきても逆ハーレム状態なので、コレも売りか?とも思われる。
お兄さん達の剣術アクションは良かったですよ。
しかし、つまらないのが「敵」。
単調、種類が少なすぎ。ボスらしき鬼も魅力無し。
あのね、城内にあの武器と鬼の身体入らないから普通。
昨今の仮面ライダーシリーズよりタチが悪いと思う敵内容。
物語的にはまあまあ。やはりお兄さん達目当てで無いと観れないと思いましたね。
主役とも取れる三日月宗近役の方が良かったので、私はまずまずの評価。
とても面白かったです!
とても面白かったです!
二次元作品の実写は、背景や衣装との兼ね合いも含めてチープに見えてしまうのでは、と心配していましたが、世界観が作りこまれていることもあって、そこまで気になりませんでした。
キャラクターの掘り下げよりは、ストーリーのまとまりに重点が置かれている印象でした。戦闘シーンも、映画ならではの演出が多く、迫力があり楽しかったです。私は、原作のゲームが好きで観に行きましたが、原作をあまり知らない人にも楽しんでもらえるのでは?という印象でした。
また、そんな中でもちょっとした言動や表情で、そのキャラのバックボーンや関係性が垣間見え、それについて考えを巡らせるのもとても楽しいです。原作が好きな人も、深く楽しんでいけると思いました。
ネタバレを踏む前に映画館に走るべし
地元の映画館では上映されないため、仕事終わりに電車を乗り継ぎ映画館に走りました。
走って良かった、観て良かった。
エンドロールが流れる様を眺めながら、その場で(もう一回観たい)と思える映画に久々に出会えました。
上映期間が延びて他の映画館でも上映される毎を祈ります、この映画はもっと多くの目に触れて良い作品です。
せっかくならぜひ映画館で!
娯楽映画としてとても楽しめると思います。
映画としての粗はあるかもしれませんが、よく出来たオリジナルの脚本と派手なアクション・殺陣もよかった!!
人間キャストの役者さんはもちろんのこと、刀剣男士の役者さんたちの演技も負けてないですよ!!
後半ちょっと特撮感が強いかなぁと感じたのは個人的な意見です。
コスプレと感じて苦手な方もいるかもしれませんが、刀剣乱舞を知らない方にもぜひ劇場で観ていただきたい。
合戦シーンなど大画面で観た方が絶対楽しめると思うので。
評価は一般的ならこのくらいかな?と厳しめに…あとはこれからへの期待も含めて!!!!
原案ゲームをやっている審神者としてはもちろん★5です。
全149件中、101~120件目を表示