「酷評しかない」空母いぶき ホリィさんの映画レビュー(感想・評価)
酷評しかない
すでに完成して公開されて久しい映画だから、いまさら未熟な点を指摘したところで改善してくれるわけでもない。
特にこの監督、今まで何作潰してきたんだろう?
既に改善の余地がないのは明らかだから、この監督がいそいそ働き続ける限りは、愛する作品が次の標的にならないよう、すなわちオシャカにされないように祈るしかない。
そのためには、この空母いぶきが儲かってくれることを祈らねばならない。
この気持ちはなにかに似ている・・・。そうだ。サカキバラが遺族に無配慮に自費出版した手記「絶歌」が出回った頃にそっくりだ。
この映画と同様、自己主張の塊でできたクソみたいな作品だったが、あの作品も謎の応援があって、たしか評価は高かったな。
この手記が売れないと、奴は次に何をしでかすか分からない!という不安にかられ、彼がお金を儲けて満足して、沈静化するのを祈り続けた日の心理とよく似ている。
彼は儲かったのか知らないが、とりあえず黙った。次は監督の番だ。これに満足して、しばらく・・・可能なら未来永劫、黙っておいて欲しい。
こんな映画でも必要とされるのだから映画化したんだろう。飽食の時代ってイヤだなと思う。
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