劇場公開日 2019年5月24日

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「常にベストセラー作品を監督する若松節朗」空母いぶき amigoさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0常にベストセラー作品を監督する若松節朗

2019年5月27日
PCから投稿

常にベストセラーの小説を映画化する映画監督。
そしてその全てが映画化失敗といわれている監督。
それは、日本映画界全体の問題ともいえるかもしれないが。
が、この作品「も」あまりにもつまらない方の改悪がすごい。
なぜ、意味のない、面白みがなく、作品の緊迫感を削ぐだけの人物や場面を加えるのか。
というような問題だけでなく、どの場面を見ても日本映画特有の構造や色彩の貧しさにつつまれる。
日本映画の物語を創る貧困ぶりを確認するのにはいいかもしれない。
中国映画の「流展の地球」もやはり内容は改悪だったが、完全に映画としては構成、技術を見させられたことに驚き、日本映画界が世界どころか、中国や韓国に距離を置いて追い越されてしまったことを確認できた。

amigo