「横浜の海保の武装工作船の展示を見たばかりだったのでリアルでした。」空母いぶき てる坊さんの映画レビュー(感想・評価)
横浜の海保の武装工作船の展示を見たばかりだったのでリアルでした。
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「空母いぶき」娯楽映画で難しい題材をよく取り上げたと思います。
GWに横浜の海保の武装工作船の展示を見たばかりだったのでリアルでした。できるなら、最初のシーン、海保の巡視船の無力さもしっかり見せて欲しかった。海保はそんな状況で第一線で対峙してくれているんですよね。
戦闘シーンでは、ご都合主義という話もありますが、海自のイージス艦は実際にあのくらいの迎撃能力はあるんだろうなと思い、頼もしかったです。
演出では、西島さん演ずる艦長の薄ら笑いが気になってしょうがなかった。オモチャ発言などもあり、全面戦争を引き起こすサイコな艦長の伏線かと思ってました。(^^;
艦長と副長の主義の違いの反目も長すぎ、そんな悠長な事を言っている場合ではなく、階級組織でありえないのでは。
サンタの靴を作るコンビニ店長のシーンも冗長。中井貴一さんがこんなに頻繁に出てくるのは、もっと何かの伏線かと、もと海保の艦長とか。(^^;
色々ツッコミどころはあり、病気の揶揄で物議をかもした変な俳優も出てましたが、考えるキッカケを与えてくれる、見る価値のある映画でした。
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