「反吐が出る駄作。あと、感想文と論評を混同すんな。」空母いぶき N.T.さんの映画レビュー(感想・評価)
反吐が出る駄作。あと、感想文と論評を混同すんな。
1.映画感想文
中国人の立場で見たかった。
それはもう、出資者様である中国のために配慮に配慮を重ねた日本映画だったから、彼らにとって、さぞや気分のいい作品に仕上がってるように思える。
例えるなら、「実際に女を襲おうとしてるもんだから、女が暴漢と戦う漫画に暴漢役として描かれてしまった。でも出資者になったから、その作品を映像化する際には暴漢として描かれずに、女を守る警察官として描いてもらえた。」
そんな感じの仕上がりだった。
2.論評
戦争映画の当事国を出資者に選んだばっかりに、忖度をして原作の中での当事国の扱いを大きく歪めた点が、この映画の最大の恥点。これにより、多くのファンを裏切った。この一点のために、この映画は致命的な駄作と評価するに値する。
3.荒れたレビュー欄に対して。
論評と感想文の違いを調べてから出直せ。
一応映画を観てからレビューを書いてるが、「映画を観て無い奴にはレビューする資格はない」とか恥ずかしい勘違いしてる連中が多すぎる。
盗撮ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」のときにも起こった話題だったが、和訳機能は健全か?レビューって論評のことだぞ。映画感想文と混同してるだろ。
論評の方法なんて人それぞれだ。
映画を観て、詳しく良かった点を述べてオススメするのも論評だが、
一点の許し難い点から映画そのものをこき下ろすのも論評だ。
例えば、素晴らしく美しい、メッセージ性の高い映像作品があるとする。しかしその映像の作成秘話として、特定民族に対する侮辱表現が隠し要素として含まれていると暴露されたとしよう。
その作品を論じる時、絶対にその作品を観に行かないといけないと、どっかに規定されてるか?ねーよ。
作成秘話の暴露の件をもって「許せない点がある。この映画はそのせいで台無しだ!」と評価するのも論評だろ。
あと、なんか自身の観てきた感想との乖離がおおきい相手にコメントで個別にくまなく噛みつき回るストーカーみたいなのがいるけど、これこそが自由な論評を萎縮させる一番愚かな行為だ。
レビューは論評。意見交換じゃない。
ここはチャットルームじゃないんだ。
その辺ちゃんと理解しろ。
それに、だいたいの人は責任無く映画の感想を述べてそれっきりだ。反応は期待するな。
知識階層を気取って、低評価レビュアーを説教してるつもりみたいだけど、薄っぺらい同調圧力が透けて見えるんだよ。
Twitterで絡んでろ。俺なら応じずにブロックするけど。