「【70年前の恩義に報いる、88歳の男の極上のロードムービー。傑作である。ラストの多幸感は忘れ難い作品でもある。】」家(うち)へ帰ろう NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【70年前の恩義に報いる、88歳の男の極上のロードムービー。傑作である。ラストの多幸感は忘れ難い作品でもある。】
ー2018年末に観た極上のロードムービーが地元の映画館の大スクリーンで週末から掛かるので、投稿。(関係者では勿論ありません)ー
幼少期のナチスから受けた忌まわしい記憶が根深く残るアルゼンチン在住の老人がある想いを遂げるために多くの人に支えられながら(含むドイツ人)故郷へ向かうロードムービー。
人の善意に支えられ(ある地域を通らずに)国境を越えていく”相棒ツーレス”と88歳のアブラハムの姿。
原題:THE LAST SUIT。
彼の信念を貫く強さとラストには涙が溢れる。
随所に笑いも散りばめられ、飽くことがない極上のロードムービーである。
ええ、勿論再度大スクリーンで観ますよ、私は・・。
<2018年12月29日 伏見ミリオン座にて鑑賞>
<2019年1月 地元の劇場で再鑑賞>
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talismanさんのコメント
2020年12月30日
NOBUさん、コメントありがとうございます。久しぶりか初めてか、しゃくりあげて泣いてしまいました。家での鑑賞で良かったです。メガネかけた親友が、あの半地下の部屋、ミシンの前に居て、抱きしめたかったです。