「大人の映画」家(うち)へ帰ろう はなもさんの映画レビュー(感想・評価)
大人の映画
偏屈と言うより、ジョークで会話を楽しみ、
それを受け止める関係性、根底にあるのは、人との程よい距離感と寛容。
見ず知らずの人に、あの爺さんのような口の聞き方、対応をしたら、この国ではどうなるだろう、ただ蔑んだ対応をされるだけ。
映画だとしても、人に対してのあたたかさや親身さを感じる。それも程よい距離感での。
さりげないショットに、彼が収容所にいた事、何を大事に生きてきたのかが分かるシーンがあり、演出が巧みだと思った。同じよう
に、会話の巧みさと共に、自分だっらこういう人と出くわしたらどうするだろうと考えさせられ、大人の関係性を見せられた映画だつた。
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