「アブラハムと一緒に旅をしながら」家(うち)へ帰ろう ひよこ太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
アブラハムと一緒に旅をしながら
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アブラハムと一緒に旅をしながら、
過去の記憶が少しづつよみがえって
くる、そんな体験をアブラハムと
一緒にしたようで本当につらくなり
ました。
一緒にドイツを越えた
文化人類学者の女性に
父や妹の最期のこと、
それを自分は見ていたことを
言葉にして、
ドイツ語で溢れる電車に乗って
夢の中で、幼い頃のドイツ人への
恐怖心と、家族の姿をはっきりと
目にして、
目を覚ました病院で父の名前と
母の名前を口にする。
畳み掛けるように、70年間封印
していた家族の記憶を言葉にして、
目にして、噛みしめなければ
ならなかった。
旅の途中偶然出会った女性たちは
みな勇敢で、素敵でした。
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