劇場公開日 2018年8月18日

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チャーチル ノルマンディーの決断のレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

3.5妻の凄さが光る

2018年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ダンケルクの戦いを描いた「ウィンストン・チャーチル」がリーダーの孤独と苦悩を自ら乗り越える強さを主題にしていたのに対し、本作は過去のトラウマによって孤独と苦悩をなかなか乗り越えられないという弱さを主題にしている。それだけに、ずっとそばにいて、心を鬼にしてチャーチルを支える奥さんの凄さが引き立つ。

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こばりん

5.0英国の偉大なリーダー

2018年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

We shall fight on the beachesに尽きます。
しかし、a most serious time that we enter upon. に苦悩した彼の姿が浮き彫りにされます。
英国王のスピーチ、先に公開のチャーチルも合わせて見ることおすすめ。もちろん、プライベートライアンも。いい映画はいつも評価が分かれますね。こいいう映画が埋没するのは実に悲しい。上映館が少な過ぎ。東京の一部でしか見られない。

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YUKI

4.0戦争を考える

2018年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

戦場や生々しいシーンがお望みの方は退屈かも。
とはいえ、皮肉家チャーチルも人の子。
英国首相として前途ある若者を死地に向かわせる決断をした覚悟と懺悔、
それを支える妻や軍最高幹部との軋轢、
一国の責任者としての資質を考えさせられる映画。

この映画で映像的な表現や製作意図などを問う人も
チラホラいるようだけど「史上最大の作戦」や
「プライベート・ライアン」をご覧になっていれば
本作の良さも分かってもらえると思う。
歴史に切り口は一つだけではない。

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キャスバルな兄

2.0“チャーチル萌え”にはたまらない一本

2018年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

ゲイリー・オールドマンの『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』より、世界公開はこちらの方が先。
こちらは、そのオールドマン版で描かれたダンケルク救出作戦から4年後の、ノルマンディー上陸作戦がポイント。それを把握してないと時系列的にワケが分からなくなると思うので、注意が必要。

連合国の将軍達に噛みつくチャーチル、イライラから秘書にあたるチャーチル、妻に叱られションボリするチャーチル、そして上陸作戦中止を願い神に雨乞いをするチャーチルなどなど、とにかく“チャーチル萌え”にはたまらない出来。

しかし、意図的に戦場シーンを外して対話劇に終始したせいか、画替わり映えがしないのが観てて辛い。
また、チャーミングなチャーチル像が重厚なドラマに程よいスパイスとなっていたオールドマン版と比べると、話運びに息苦しさを感じるのが正直なところ。
特殊メイクでチャーチルに扮したオールドマンに対し、約10キロの増量をしノーメイクで挑んだブライアン・コックスが熱演だっただけに、なおさら惜しい。

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