アウトサイダーのレビュー・感想・評価
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外国人が監督する日本を舞台にした映画は、妙な日本の表現に一気に萎え...
外国人が監督する日本を舞台にした映画は、妙な日本の表現に一気に萎えることがほとんどだが、この映画ではそれがなかった。俳優陣も日本を代表する一流ぞろいだし、日本に対する監督のリスペクトを感じた。
スタイリッシュな任侠映画
評価も低く、ストーリーにもそこまで期待せず、だらっと見るつもりが、映像のかっこよさに引きこまれてしまいました。日本の湿度と時代を匂わせる空気感と独特の光の量の中で、闇市、花街、ビアホール、日本建築、盃の酌み交わし、相撲、彫師の所作、外国人目線で捉えた美の表現が新鮮です。
椎名桔平の首は後何回再生するのかな(笑)
武映画のフォロワー映画といっても過言でない。アウトサイダー。 相変わらず桔平さんは首を刎ねられる役柄だった。 もうこの辺のヤクザ映画は北野映画を超えるものはないんじゃないの? と思いつつアウトサイダーズコメディを期待したい。と 本作そのものの感想とは別の感想を書き残す。 そーゆう意味では柚月裕子原作から映画化された狐狼の血は シリーズ化期待の作品だね(^^)
予算はいくらなんだろう?
いかにもガイジンが好きそうな日本の様式美ですが、私は好きです。 セットや小道具などの細部のディテール、ロケ撮影、蛍光灯文化の日本に無い画面の濃淡や奥行など、日本の映画に決定的に欠けている部分がワールドクラスレベルに仕上がってるかと思う。日本人の配役も良い。 脚本は日本語と英語がいり混じるとか、他にもいろいろ??でしたが、今の日本では撮れない映像だと思いました。 お金の問題なのか?作り手の問題なのか?何でこの様な映画が今の日本では撮れないのか?そこが本当に残念で不思議です。
かっこいい
出てる人がすごい。上品なヤクザ映画という感じ。この手の話は最後は主人公が報われないのがありがちだが、ハッピーエンド?だったのが意外だった。刺青とか兄弟の契りとかしきたりとか、ヤクザってよく言うと日本の文化というか、何というか。それに対して外国人はどう思うのだろうか。外人のヤクザっているんだろうか。やっぱり最初から最後まで浅野忠信はかっこよかった。
新鮮でした。
非常に出来のいい作品なのに高評価と低評価で二分してる理由は単純で 日本の任侠映画をただ忠実にコピーする事だけを望んだ 人がコピー出来てないと評価してるようです 日本を舞台とした映画では必ず出てくる批判です これほど任侠映画に近づいた ハリウッドクラスの映画は他に無いのですが その事が逆に完コピ不十分という低評価を招いている非常に残念な批評です 日本の俳優陣の演技を中心としてそこに組員としてヤクザの世界に入っていく外国人の主人公という 主人公を従来のハリウッド映画の概念より一歩引いた視点で”適度”に見せるところが非常に好感を持てます。 リスペクトも感じられますし良く研究してるとも思います。 映像はさすがハリウッドという感じで この点では日本の任侠映画を超えてます そこもまた新鮮でした
違和感を愉しむ
ネットフリックス、ジャレッド・レト主演のヤクザ映画 あまりヤクザ映画は見てないので対比出来ない 日本の戦後を舞台にした映画には感じられない空気感 敗戦国、闇市、混乱そして経済成長に向けた高揚感などは無い 日本人的な感傷がないという点は本作の特筆すべき箇所 むしろその違和感が面白い ツッコミどころも多々あるが、そこが楽しめるかどうかが 作品の好みを分けるだろう ところどころ印象深いシーンもあり作品としてクオリティは高い ちゃんと日本人を使っているのも好印象
レトが絵になっている!!
レトが格好良く撮れています。終盤は普通ですが、特に面白くなかったです。画面が暗いので、目が悪いとキツいです。しかし井口昇が量産する面白日本より遥かに良いので、もっとやって良作を増やして欲しい取り組みだと思います。
レビュー
ついにネトフリが任侠映画に進出?!海外の任侠映画ってわざとらしい日本感が前面に出ていて、違和感を感じる作品が多いが、これはキャスト、雰囲気含めかなり良い!! キャストだけ見ても良さげな感じはするが、大阪弁と神戸訛りの違いなども正確に表現されており、期待値以上でした。
アメリカが日本のVシネマを作ったらこうなりましたっていう感覚
面白かったし、カッコいい!! アメリカが日本のVシネマを作ったらこうなりましたっていう感覚で観ると、結構いい作品だと思います。 大体の海外作品では日本を表現するとき日本人から見たらありえないだろって思う演出表現がありますが、この作品は全編日本ロケで出演もジャレッド・レトー以外はほとんど日本人キャストで固めて、セリフも日本語がほとんどであり、設定も囚人だったのアメリカ兵ニックから見た戦後の大阪の極道社会というなかなかお目にかかれない設定も良かった。 その、日本人キャストの中に病気でガリガリに痩せる前の安田大サーカスのHIROくんが出ているのですが、意外に様になっているし出番が多いのでちょっと注目してほしいです。(笑) 光と影の撮影表現がかっこよくてニックがオールバックの髪型でスーツを着て顔の半分が光と影になるところはすごいかっこよかった。 刺青を入れるシーンもかっこよかったし、盃を交わすシーンもかっこよかった~。 戦後活気があった極道社会の裏切り、根回し、盃で交わすコミュニケーションと信頼、人間関係がたっぷり詰め込まれた2時間作品 ニックと恋に落ちる清の妹・美由とのひと時のラブロマンスもあり清とニックの兄弟分の物語でもあるし、じっくりのめり込めた作品でした。でも、アウトサイダー=よそ者なんですよね~~。 ただ、日本での劇場公開は100%無理だろうなって言えるセリフ・演出が結構あるので、観るときはご注意を。 でも、その演出にOKを出すのはさすが攻めるNETFLIX映画。お見事です!!
説得力の無い設定
まず都合良く話せる英語を流暢に関西弁は喋らない浅野忠信と忽那汐里。 日本軍の捕虜になって大阪?の刑務所にって設定も疑問だらけで戦勝国のアメリカ兵で一体ドコで捕まったんだ? 出所して迎えに来たチンピラが警察の前で堂々と隠さないチャカに緊張感の無い雑な演出と兄がヤクザの浅野忠信だからって背中一面に入れ墨がある忽那汐里と意味が解らない。 主役の筈のJ・レトも地味に目立たず一番目立っていたのは浅野忠信でイチイチ、ヤクザに見えず一人で蕎麦を食ってるシーンは刑事みたいだった。 サプライズ?でE・ハーシュが出ていたのには驚いた。
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