ペンギン・ハイウェイのレビュー・感想・評価
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ラストは泣けた
見ていて少年に戻りたいと真剣に思いました
もっと話題になって良い映画だと思います
終わりの方で涙してしまったのですが隣に座っていたお客様もハンカチに顔を埋めていました
この映画もう一度観たいのでリピートします
個人的に評価は3.8くらいです。
おっぱいに抱かれて…涙
ちょっと大人びたアオヤマ君。
おっぱい見てるのに、「見てませんっ!」
そーいや、男ってこの年齢くらいからおっぱいを意識しだすんだよなぁ。
そして劇中、執拗なまでにそのおっぱいが強調される。
そして、ラスト。
そのおっぱいに抱かれて…
泣いちゃいました。
この映画、女性は感情移入できるのかな??
私は思いっきりこの少年に感情移入して観てました。
そして、おっぱいお姉さんに憧れながら…
同じく少年(幼児)の成長を描いた「未来のミライ」と比較していいのかどうか。
こちらの方がはるかに面白く楽しめ、そして感動しました。
私、全くこの作品の存在自体も知らず、このサイトを見てあまりの評価の高さに観てきました。
観て損はなかったです。
この主人公以上の年齢の男子みんなに観てもらいたい、隠れたお勧め映画でした。
夏にぴったりの映画
原作未読。5月に公開された予告を見てからずっと気になっていた作品。
予備知識なしで鑑賞したけれど、とても良い作品でした!ファンタジーかと思いきやガチSFだったことは意外。
作画は現代的で綺麗な自分好みのものでした。また躍動感もあってとても素晴らしかったです。今後もスタジオコロリドには長編映画に挑戦してほしいものです。
キャラデザやキャスティングは文句なし!なんといってもお姉さんがとても魅力的で、気さくな感じが良かったです。
ストーリーは謎解きに関して賛否あるようですが、個人的にはちょうどいいという印象でした。主人公たち小学四年生でも解明できる程度の未知や謎ならそれはそれでショボいですし(笑)
主題歌は宇多田ヒカルの"Good Night"でしたが、これがまた作品にマッチしていて最高です!
あとパンフレット。劇中のアオヤマ君の日記や研究ノート、プロジェクトアマゾンのマップの詳細が載っているのでおすすめ。アオヤマ君が最後に付けてた日記の内容がなんとも切ない!
ユナイテッドシネマで上映されていないことがもったいない...
これを観ずに平成最後の夏を終えるのはもったいない
日々学び続ける小学4年生の少年アオヤマ君を主人公に、街に突如現れたペンギンを発端に始まるひと夏の研究譚。
新しいものに瞳を輝かせる子供らしい好奇心、お姉さんへの憧憬、日々のことに一所懸命になれた少年のころを思い出させるジュブナイル映画であり、SFでもある。
親子で観るのはあまりお勧めしませんが、友達と、あるいは一人で、夏が終わる前に観てほしい作品です。
夏の空色を感じればOK
一言で言えば、「おっぱい好きな少年が、一夏の冒険で成長する話」。
『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』などの森見作品同様に、日常に紛れ込み隣接する非日常の世界。
しかし、『四畳半〜』などの妖異怪異の類ではない。
異次元や宇宙人、どこか分からない世界の果てなど「不可思議な存在」=「未知」との遭遇だ。
スピルバーグというよりは、藤子・F・不二雄の描く世界に近く、「少しふしぎ」な、SFファンタジー。
抜けるような夏の青空に、少年のお姉さんへの憧憬と、芽生え始めた性欲という、椎名誠の『アド・バード』のような不条理さと叙情と少年の未分化な感情を組み合わせたような雰囲気が加味される。
そこに、『不思議の国のアリス』をふりかける。
てんこ盛りすぎて、わかりにくいかも。
しっかりとキャラが立っていて、彼らの冒険を眺めていればいい映画。
お話(ストーリー)は重要じゃない作品なんだな、と。
ペンギンかわいい。
おっぱいいいよね。
クラスメイトの美少女が少年を好きなのに、少年は気付かず、年上のおっぱいにしか興味ないよね。
夏休みの冒険だよね。
にゃーん。
なんて表層パーツから、夏の青空の色を感じとれれば充分じゃないかな。
結構、大人向きで、高校生以上推奨。
ペンギンアニメだと思って、小さなお子さんを連れて行くと、のっけから「おっぱい」連呼、視点はおっぱいってシーンに、親は焦る羽目になるから注意!
じんわり良作
丁寧に丁寧に、主人公二人のキャラクターが描かれていて、演じる声優もお上手でとても素晴らしい作品でした。
以下は、あくまで個人的な感想ですが、、、
ー後半、クライマックス入る手前、若干テンポが悪かった気がする。全体が二時間あるので、私は余計にちょっと気になってしまいました。
ーラストシーンで、しっかり泣かせて欲しかった。あれだけの前置きや、触れ合いがあったので、もっとセンチメンタルにしてほしかった。もちろん、センチメンタルではあったのだけれど、少し感動というか感情の盛り上がりが控え目だった気がする。
SF(ちょっと不思議)からのダークファンタジー?
序盤の印象はかなりの骨太SF。後半の印象はダークファンタジー。予告を見た段階では、こんな映画だとは全く思わなかった。いい意味で予想を裏切られて大満足。
まず、主人公の少年がよい。研究調査というものに対してものすごく紳士的である。事象を調べ、名前を付け、ノートにまとめ、考察を繰り返す。正直、冒頭のモノローグで「僕がどのくらい偉くなるのか予想もつかないのである」などと聞いたときは、小生意気なガキが主人公かよ~と辟易したが、なかなかどうして評価にたがわず賢いではないか。まあ、小生意気ではあったけれど。
もう一人の主人公、お姉さんはずっと違和感だらけの存在だった。が、それゆえに前半のSF設定が活き、後半のダークファンタジーへときれいにつながった気がする。結局お姉さんが何だったのかはわからずじまいだったが、最近こういう「理由はよくわからないが、確かに怪異があった」という話にはまっているので、俺はとても楽しめた。
全体の印象としては…子供向けかと思いきや、研究についてのいろはや数学のトポロジー、ダークファンタジーに精通していると、物語に一本通った芯の太さに大いに驚く。芯は「ペンギン・ハイウェイ」、その芯を修飾するのがこれらの要素だ。はまる人ははまりそうだが、はまらない人は単なる子供向けだと思ってしまうのではないだろうか。
まさか泣くとは...笑
ペンギン・ハイウェイ鑑賞しました。
科学大好き少年アオヤマ君が、町に突如大量に現れたペンギンの謎や、こちらも町に現れた海と呼ばれる球体の謎、そして"お姉さん"にまつわる謎を解きながら、少年の心の成長や揺れ動きを機微に描く作品です。
期待値が低いわけではなかったですがそこまで高くもなく鑑賞に臨んだ結果、まさかラストシーンにに泣かされるとは...笑
少年にとってのペンギン・ハイウェイ(=自身の夢に向かっての道のりであると同時にお姉さんまでの道のり)、そこに向かってお前頑張れよ!って応援したくなりました。
また、私自身にとってのペンギン・ハイウェイも改めて考え直したり見つめたり、少年に負けないように歩んでいこう!とも思わせてくれたりして、なんかもう最高です!笑
確かに、少年が解こうとする謎が合理的に解明される訳ではありませんが、本作品の味噌はそこじゃないのであまり気になりません。
子どもから大人まで楽しめる作品です。
夏の終わりにスッキリする1本をぜひ!
(超個人的ですが、ブレードランナーとインターステラーの要素が感じられたことも最高でした。笑)
素晴らしいティーンエイジャーSF成長記!
原作未読で鑑賞。
こんなに爽やかな一夏の思い出映画は「時をかける少女」「サマーウォーズ」以来かもしれない。
アニメはもちろん今年の邦画、洋画合わせた中でも三本の指に入るくらい素晴らしい映画だった!
ネットではネタとしておっぱいだのおねショタだのという意見もあるが
この作品は一人のおませ少年がたった数ヵ月で大人への階段をかけあがる様を描いた心にくる秀作。
ちなみに
ツイッターでは少数だが「女を性的に扱っている」という感想があるらしいがそれは真逆も真逆、
確かに主人公からこんなに「おっぱい」と発せられる作品はあまりないがそれを差し引いてもこんなに健全な作品はなかなかない。
児童文庫にもなっているだけあって知的好奇心と探求心の詰まった、非常に優秀なジュブナイル作品でした!
僕は自分の想像を超える現象を映像で確かめる必要があったのである。
映画を放映中なのを全然しらず、
原作を、Audibleの音声作品で聞いていて、面白いなー、ときいていたのですが、ペンギン誕生シーンを聞いた時、「こ、これ、文章じゃ上手く想像できんぞ。」と思ったんです。音声作品を2倍速で聞いているせいかなとも思い、同じ箇所を1倍速で聞いても変わらず、「こりゃあ、紙媒体で読んでも同じだな」と思ってしまったんです。ペンギン誕生の瞬間を目撃したい衝動に駆られました。
普段は本もよく読むし、そんなことないのですが、アオヤマくんのノリも移ってそう思ったのでしょう。
何か映像化されたものはないだろうか、と思って検索して、映画をその晩見に行きました。
原作を3分の1くらい読んだ状態で行きましたが、大満足!!! アオヤマくんのノートにかかれた現象のドキュメンタリーを見て色々目撃した気分になれました!
スズキくん以外原作を読んでいた時のイメージ通りでした。アオヤマくんは言わずもがな、お姉さんはやっぱり蒼井優さんでなくちゃいけんわ!スズキくんは原作ではアオヤマくんと身長が一緒で少し太っているだけ、となっているので、そこだけ残念。結構大事なポイントだと思うのに、歪められてて残念。
原作ではもっと細かいアオヤマくんの表情や子どもらしさが書き込まれていて、アオヤマくんの論理的思考からみた奇想天外な世界にぐーーーーっと引き込まれます。
この作品なら、
映画の余韻に浸ってもう一度原作を読んでもいいぞ、むしろ3倍楽しめるぞ、と思います。
ちなみに、宇多田ヒカルさんの歌についても、作品制作のNHKのドキュメンタリーを見ていた歌だったので、「主人公が昔かなわない初恋をした時の気持ち」をイメージを体現したくて2年間くすぶっていた曲だそうで、曲の内容が本編を補足し、本編が曲を補足する最高の組み合わせだったと思います。
海とお姉さんの起源がわかるサイドストーリーほしい
あおやまくんが小賢しいムカつく少年そのままで嫌な主人公でした(笑
それでもムカつくあおやま少年を優しく包み込んでくれるお姉さんの優しさとデカパイが作品の癒しでした(笑
そしてハマモトさんの海の発見とか、あおやまくんへの恋心とか全て上手くいっていなくて、報われないキャラっぷりは半端じゃない(笑
ストーリーの方はまあまあ。
お姉さんが海を生み出した元凶だったのか、海がお姉さんを生み出したのか、もしくはお姉さん=海だったのかわからない。
それがわからないせいか、海とかお姉さんが誕生してしまった理由がわからず少しもやもやした結末になってしまっている感じが。
原作読んだり作者のインタビュー見ればわかるのかな?
サイドストーリーとかの小説でそのあたりを補完してくれないかなぁ。
世界は不思議なことだらけ。
現実社会とパラレルワールドが同居する不思議な世界。
この物語のタイトルにもなっているペンギンは、増殖し、まるで濁流のように画面を覆いつくす。それを、???のままで納得できないままで終わるか、それはそれで可愛いとかの単純な理由で受け入れるかで、この映画を楽しめるかどうかがかかっているようで、自分はちょっと馴染めない方だった。
小学生にして理論立てて物事を冷静に思考するアオヤマ君。彼は、歯科クリニックのお姉さんのおっぱいさえも、取り乱すことなく理知的に分析する学究肌だ。「海」の研究に関して彼はハマモトさんとウチダ君と一緒になって、その存在を調べていくのだが、これまた摩訶不思議な「海」の存在に違和感を持ってしまってはこの物語を楽しめない。だいたい、お姉さんの正体だって異次元である。さすが、森見登美彦ワールドだ。
だからこの映画、常識に縛られている大人にとって、結構ハードルは多くて高い。子供に見える世界は、大人になってしまうと見えなくなる世界、なのかもしれないな。だから、彼らの恐れることのない研究心にエールを送ろう。そう、彼らこそ、未開の世界を切り拓こうとするファースト・ペンギンなのだから。
最初はペンギンの存在が意味不明だったが、、
主人公と歯医者のお姉さんが夏体験する物語。
海が側にある訳でも無いのに、街にペンギンが登場。
なんで?と現実主体のアニメなのか、それともファンタジーアニメなのか不明のまま中盤まで視聴していた。
色々起こる不思議な出来事。
判明する奇怪な現象。
ネタバレまでほんと、後半まで焦らす焦らすw
(椅子でお尻が痛かった。少し時間長い。)
ラストは凄かったですよ。見所でもあり、宮崎アニメ・「崖の上のポニョ」の名シーンポニョお魚波渡りを思い出す。ペンギンも可愛い。
残念なのは公開が8月中旬だった事。
子供には7月に観せたいね。これから夏休みって時に。
一部、交響詩編エウレカセブンに似た要素を感じるアニメ。
手間もかかってます。
興味ある方、是非ご鑑賞下さい。
森見登美彦ワールド
予告で気になってはいたけど公開日知らず。
ツイッターで話題になってたのを見て思い出したので鑑賞、原作未読です。
映画が始まるまで知らなかったのですが、森見登美彦さん原作の様で、
彼の持つ独特な世界観がそのまんまスクリーンに現れているような印象。
四畳半神話大系とか夜は短し歩けよ乙女とか、よくアニメ化できるなぁと関心したものですがこの映画も負けておりません。
アニメの表現力ってすごい。
物語としては序盤からよくわからない展開で、
中盤もよくわからない展開、さらに終盤までもよくわからない展開で、
全体的に何が起こってるのかわかる部分のほうが少ない印象なのですが
物語のテンポの良さやキャラクターの魅力、世界観の表現等でグイグイ引き込まれてしまう映画でした。
訳がわからないけど何か面白い、そんな世界観にっぷりと浸かれる映画。おすすめです。
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