ペンギン・ハイウェイのレビュー・感想・評価
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ファンタジーofファンタジー
映画に吸い込まれるような映画だった。ええ!?と素直にリアクションしてしまうようなストーリーの展開になっていた。フィクション感が強い作品だからこそ、作者のファンタジーさがよく表現されている作品だった。
主人公が独特な少年で、主人公の一言にはよく笑わされていた。少年以外にも、くすっと笑える場面も多くあり、見ていて飽きることはなかった。
主人公がお姉さんと呼ぶキャラクターと主人公のかけあいには注目である。
アニメならではの爽快感
よくわからないのによかった
おっぱいファンタジー
「夏映画の定番」になりうる名作
TVCMのみの情報で「なんとなく楽しそう」と思って見に行ったが、予想を上回る傑作だった。
自分は主人公アオヤマ君とはかぶる所はひとつもないのに、あんな夏を体験した事があったような、懐かしく少し悲しく、でも爽やかな気分になった。
もっと口コミで流行ってもよさそうなものなのに、あまり広がってないのが残念。広告が子供むけだったけど、10歳以上くらいじゃないと少し難しいかも。一緒に行った中一の息子は、見た後「余韻にひたりたいから、何も感想言わないで」とドンピシャだったようだが。
「不思議な事象の種明かしがない」と批判するむきもあるようだが、もしかしたら原作者の森見さんには一応の解答があるのかも…と思っている(元SF好きの自分は、その解答をいろいろ推測して楽しんでる)。だがあれは「アオヤマ君がこれから解明していく謎」として、解かずに残しておかなくてはいけないものだったのでは、と思う。彼の未来を方向づける出来事として。未来へ向かう原動力として。そういった意味で「時をかける少女」を思い出した。
「夏映画」として毎年の定番にしても良いと思う良作だった。
森見登美彦さん特有のセリフ言い回しが最高
世界観が理解できなかった
少年時代の夏休みの濃厚さを思い出させてくれる
1日30分おっぱいのことを考え、「偉い人」になるために研究を惜しまない小4の男の子と、おっぱいの大きな歯科助手の”おねえさん”とのひと夏の交流を描いたほろ苦い映画。
そこに大量のペンギンや世界の終わりなどが絡んでファンタジーになってます。
(「ペンギンは何を表してるんだろう」「海は何を示唆してるんだろう」などという疑問はとりあえず流してみましょう。)
少年時代の夏休みというのは非常に濃厚で、成長にものすごく重要なのだと改めて気づかされます。
そしてオジサンが見ると自分の少年時代と重ね合わせてじわっとくるのでした。
今の子供たちは、ゲームやスマホ、塾や習い事に追われてこんな夏休みは過ごしてないだろうから、果たして共感できるのか、心配になります。(原作は2010年。映画の中にはこういった要素は一切出てきません。)
高校生の娘と一緒だったのですが、原作を読んで観賞2度目の彼女が最後には泣いていたので、ちょっとほっとした。(←宇多田ヒカル好きなのでその効果もあるかも)
そうそう、観る前に宇多田ヒカルのGood Nightを味わって聴いておくことをおすすめします。
追記:娘はブルーレイ発売と同時に買って、また泣きながら見てましたw。はまる人には、はまるようです。
不思議を解き明かすことを求める姿の映画
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