ペンギン・ハイウェイのレビュー・感想・評価
全314件中、121~140件目を表示
森見登美彦さん特有のセリフ言い回しが最高
森見登美彦さんの作品は全て読んでいるわけではありません。
真のファンからしたらにわかなので悪しからず。
特にアニメ化された作品は全て読んでます。
四畳半神話大系や有頂天家族などアニメから森見登美彦さんの作品に入っています。
本作品でも、小学生ながらおっぱいが好きで大変えらい青山くんのセリフの言い回しはツボを押さえていました。
ストーリーは途中で結末が予想できるものではあったが、きっちり纏められていて良いと感じた。
あとね、僕はね、お姉さんがところどころ破廉恥なところがよかったとおもいます。
青山くんが可愛い
青山くんがとっても可愛いです(最重要)。あと、なぜペンギンなのかとかいろいろ謎が解決しないという不安もレビューで書いてる人がいましたが、この物語で出てくる謎は難解で解決できないような謎でなければ成立しないし、そのことが大切な要素でもあるのでは
世界観が理解できなかった
少年時代の夏休みの濃厚さを思い出させてくれる
1日30分おっぱいのことを考え、「偉い人」になるために研究を惜しまない小4の男の子と、おっぱいの大きな歯科助手の”おねえさん”とのひと夏の交流を描いたほろ苦い映画。
そこに大量のペンギンや世界の終わりなどが絡んでファンタジーになってます。
(「ペンギンは何を表してるんだろう」「海は何を示唆してるんだろう」などという疑問はとりあえず流してみましょう。)
少年時代の夏休みというのは非常に濃厚で、成長にものすごく重要なのだと改めて気づかされます。
そしてオジサンが見ると自分の少年時代と重ね合わせてじわっとくるのでした。
今の子供たちは、ゲームやスマホ、塾や習い事に追われてこんな夏休みは過ごしてないだろうから、果たして共感できるのか、心配になります。(原作は2010年。映画の中にはこういった要素は一切出てきません。)
高校生の娘と一緒だったのですが、原作を読んで観賞2度目の彼女が最後には泣いていたので、ちょっとほっとした。(←宇多田ヒカル好きなのでその効果もあるかも)
そうそう、観る前に宇多田ヒカルのGood Nightを味わって聴いておくことをおすすめします。
追記:娘はブルーレイ発売と同時に買って、また泣きながら見てましたw。はまる人には、はまるようです。
不思議を解き明かすことを求める姿の映画
_φ(・_・この夏の秀作一品 みのがさないでs。
この夏の秀作です。『未来のミライ』に隠れてしまったか、あまり話題にはならなかったようですが、これはいい作品です。見逃さないで!お姉さんが最後までなんであったのか?穴がなんであったのか?
は最後までわからないのですが、少年にとって人を好きになることが合理性や理論を伴わないものであるのを理解する大切な夏の経験だったのでしょうね。
『少年、、、』の響きはいいです。『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』を思い出しました。
素晴らしいの一言に尽きる
原作の世界観が映画でもうまく表現されていて、とても共感できる作品に仕上がっています。細かな描写も原作に忠実で、そこに映画ならではのカメラワークなどがアクセントとしてプラスされて、とても良い作品だと思います。細かい描写もよく観たいのであれば、ぜひ劇場で観るべき作品です(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
もちろん、原作を読んでなくても楽しめます、現に私は映画を観てから原作を読んで、もう一度観た派です⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝♪
モデルになった学研北生駒駅周辺も、映画とそっくりで設定資料集と比較しながら楽しく聖地巡礼させて頂きました(* 'ᵕ' )
ほとんど宣伝もなく、上映回数も大半が1回という、未来のミライと比較するとかなり酷い扱いを受けていますが、満員御礼続出している映画です。
そこから考えても、この夏、ここ数年の夏映画としては、間違いなくピカイチでしょう!ぜひ劇場で観てください(*´︶`*)♡
ペンギンは可愛いし主人公に嫌悪感も無い。 けど何だろう…ぶっ飛びす...
ノートが欲しくなる
小学生のキラキラした日常とお姉さんの横たわる夏休み。主人公の論理的思考と幼さのバランスがたまんねえな流石京大出身!好意は!合理的に伝えなければ意味が無い!!やらかしたと思ったらすぐ謝る相手への誠意と気づき、学びだらけですね。
いやしかしお父さんはとても論理的だ。
森見先生のマドンナ像というのが好きなんですが、今回のお姉さんは小学生から見た妙齢の女性ということで、好意を向けてくれる男の子に対しての庇護感、しかし二次性徴前の異性に対する無防備さ、異性と意識している時の女性らしさと意識していない時の女性らしさ、ギリギリの弱音と視聴者には最後まで謎めいた大人らしい姿勢が虚勢かどうかの境界。兎に角そこにいる魅力的な自然な大人の女性という雰囲気が青山君でなくとも惚れてまうやろー!
自分の生きていた意味や存在を疑って消えてしまうかも知れなくても、お姉さんが笑顔でいれたのは何故か。それを考えると子供というのは凄いなあ。パワーに溢れている。
「おっぱい」が重要…??
今年の夏は、アニメ映画が凄く盛り上がってる気がするんだけど、カメ止めブームで影を潜めているような…。
森見登美彦・原作、上田誠・脚本の作品は観なきゃなと。
tohoシネマズ ニ条と、上田誠先生の地元の近くで観れたのも感慨深い。
感想は、「不思議な映画…。」純粋に楽しいSF映画なんだけど、良い意味でヘンテコ。
主人公の少年青山くんは、理系の天才少年。彼は近所で歯科助手として働く「お姉さん」に思いを寄せ、彼女の「おっぱい」に目がない。
ペンギン、海、お姉さん、おっぱい、これがストーリーのキワード。
そんな彼らの住む街に突然ペンギンが現れる(それも大量に)、超常現象の謎を青山くんが解明しようとする中、裏山の奥地に、「海」と青山くんとクラスメイト達が名付けた球体を発見して、話が急展開していく。
でも…ペンギン→お姉さん→海までは、着いていけるんだけど、問題は「おっぱい」。
劇中、かなり取り上げられるんだけど、まだよく分からない…。
青山くんの性的目覚め…?
「おっぱい」が指す意味を教えて下さい。(笑)
後、お姉さん役の声優・蒼井優さん良いですね!青山くんに対して思わせぶりなキャラクターが、なんとなく芸能ゴシップとシンクロして最高です。
ペンギンがかわいい…
おもしろかった
前半は設定の説明をしてるにしても退屈に感じました。
しかし後半は、伏線というか設定を活かした話の展開でおもしろかったです!
世界五分前仮説のような哲学的な話もところどころあり、大人向けといえば大人向けかなとも思いましたが、小人が見ても楽しめる映画だと思います。
あと、ペンギンがとてもかわいいです!
ネタバレになるかもしれませんし、映画と関係無いです
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
..
.
.
海はいつから存在してたのか、お姉さんは最初から人間じゃなかったのか、ペンギンを食べる生物はなんだったのか、謎は多いままでした。
お姉さんは歯医者さんで働いていたり、喫茶店にいてお父さんとも面識があったり、主人公が自販機に縛られたとき隠れていたと言っていたけど突然現れたように感じたし、いつからペンギンを出せたのか、お姉さんの記憶は偽物なのか、とか思いましたが世界に修復しようとする力?があるならお姉さんが本当は世界の果ての人でもそこに居ることが不自然じゃ無いようにその力が働いたと考えれば良いのかなと思いました。
世界の果ては袋の表と裏のようなものとお父さんが仮説を説明してましたが、実際にペンギンハイウェイの世界ではそうなっていると思いました。
あと、袋の表と裏が現実世界と世界の果てですが、これを言い換えるとパラレルワールドのことかなと思います。
話は変わりますがどこかの素粒子を研究している科学研究所がありそこで実験が失敗してパラレルワールドが1つ消滅したと都市伝説系で見た気がします。もし袋の表と裏の関係なら、袋の裏に穴が開けばそれは表にも穴があることになります。この考え方でいくと2つ消滅したことになるですね。おもしろいです、映画も都市伝説も。
観る前から大絶賛レビューやら声優陣の顔触れから,一寸拍子抜けしちゃった⁉︎
なんでこんなに評価が低いのか不思議
本当に惜しい!!
非常に惜しい。この一言に尽きる。
謎の質とそのちりばめ方は素晴らしい。真夏の住宅街に現れたペンギン、森の奥の草原に浮かぶ巨大な水の玉、それらの謎を小学生の主人公がお姉さんや友達と一緒に研究していくのだが、調べれば調べるほどわけの分からない事実が次々と浮上してくる。
そして物語の終盤でそれらの謎のすべてがつながっていることが示唆される。私も映画を観ながら、この世界はどういう仕組みで成り立っているんだろうと必死に考えていた。飛び切り面白いミステリ小説を読んでいる気分で映画を観賞していた。
結局知恵を絞って考えても何が何だか全く分からず、ドキドキしながら最終局面を迎えた。
結論。何が何だか分からなかった。
謎の説明がフワッとしすぎていて、まったく理解できない。科学的かどうかなんて気にしないから、とにかく、納得できる説明をしてほしかった。さんざんミステリ小説風に作っておきながら最後の謎の解明があやふやだった。
ほんっとうに、惜しい。この映画で不満だったのはこの点だけであり、そして、この点こそが最大の減点箇所だった。この点さえクリアされていれば、間違いなく私は星5をつけただろう。
全314件中、121~140件目を表示