「真夏の昼の夢」ペンギン・ハイウェイ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
真夏の昼の夢
映画館では2018年9月3日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
好きな絵だ
ほぼ2時間だがテンポが良いせいか長くは感じない
声のキャスト陣も良い
夏休みの自由研究
アニメは特に好きでもないし嫌いでもない
蒼井優が大好きだから観た
顔出し専門の役者だが声当てもどちらかといえば上手い方
オッパイより蒼井優の声が好きだ
主人公の男の子青山くんを「きみ」とか「少年」とか呼ぶがゾクゾクしちゃう
お姉さんが幽霊なのか天使なのかなんなのか結局のところわからないがペンギンを出す不思議なチカラがある
ペンギンサーカス団の団長
ペンギンエネルギーとはなんぞや
ペンギンがたくさん出てくる
でもペンギンは本物ではない
もちろん畜ペンことつば九郎やバットマンに登場するペンギンとは全く関係ない
町を出ると元の物に戻ってしまう
ペンギンはそこそこ可愛い
青山少年は頭がいいせいか理屈っぽいがそれは父親譲り
軽トラが遺棄されている都会の森を抜けると広がる大草原
チェスが得意な浜本女史が海と呼ぶ不思議な球体はマグリットの絵画を彷彿させる
海はどんどん膨張する
ジャバウォックとかという四つ足の哺乳類からから鯨に進化する過程のような気持ち悪い生命体
大量のペンギンとともに2人は「海」のなかに突入
そこは幻想的な世界
アートな世界
ペンギンによってなにもかも消えてしまう
オッパイに過敏に反応している人が多いようだがおじさんちょっと苦笑い
多感な時期の少年の目線からの大人の女性なら良かろう
大人の男性の目線からの女児の胸元なら嫌悪感を抱くのも無理はないが
浜本女史と青山少年のお姉さんのオッパイに関する言い争いは面白い
エンドロールはペンギンのイラスト付きで歌うは宇多田ヒカル
少々シュールだがわりと好き
共感とかメッセージ性とか探るのはやめてシンプルに映画を楽しもう
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