「ツッコミは浮かぶけどトータルでは面白くおもった。」ブリグズビー・ベア だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
ツッコミは浮かぶけどトータルでは面白くおもった。
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マークハミルが自作自演の教育番組を25年も作り続けて誘拐した子を育てたっいうのつかみが最高ってのと、
元の家族に戻されてから、妹の同級生と仲良くなっていくところがすごーく好みだったです。
あ、演劇好きすぎる刑事も忘れちゃいかんね。わらったわー。
でも突っ込みどころはいっぱいある。
カウンセラーの偏見強すぎね?なんか物語を進めるために誇張されたように思って興ざめ、とか
両親に対して、ブリグズビーに固執する息子を、そんなに責めなくてもいいやん、その世界が全てやったんやで?と思ったり(最終的には協力的になるんやけどね)、
誘拐犯の父は、なんで最後まで父みたく振る舞うんかね?とか、
番組に出てた女の人を探すくだりが、がちストーカーやんこっわ!
とか色々ん?って思いました(忘れたけど)。
でも、物語を希求する気持ちはわかるの。わたしにも虚構がどうしても必要だから。
あと、作ったものを晒す怖さね。
あの震え。みてもらいたいし、いいと思って作ったし、頑張った。でも怖い、受け入れられなかったらどうしよう、怖い。
あの気持ちが切実に伝わった。
きっとこの映画を作った人たちの、震えなんだろうなって思った。
うん、荒さも感じたけどよかったよ。お疲れ様、がんばったねって気持ちでした。まぁ偉そうだこと。
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