「ハードル上げすぎたか」サタデー・フィクション コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
ハードル上げすぎたか
タイトルから勝手に『パルプ・フィクション』的なものを想像し、予告編の感じから、スタイリッシュなモノクロのスパイ映画と期待値を上げすぎたのかな、思ったほどではなかった。
確かに時代背景を考えると『ミッション:インポッシブル』的なハイテクなスパイテクは無い。
思ったより穴だらけで無骨だし、双方の諜報活動の描写もちょっと雑。
随分とおとなしい映画だなぁと思っていたら、後半に帳尻合わせのようなドンパチ。うん、こういうのを期待していたんだよ。
とはいえ、モノクロなうえ日本人と中国人なので、どっちがどっちだか。
そして任務遂行中だからなのだろうけど、ユー・ジンの立ち居振る舞いに、なんだかイラッとしてしまう。コン・リー、やっぱ良い女優さんだなぁ。
全体的な雰囲気は嫌いじゃない。
コメントする