「人によって評価が別れる内容」ウトヤ島、7月22日 コウ3さんの映画レビュー(感想・評価)
人によって評価が別れる内容
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前提として実際にあった事件に主人公であるカヤというフィクションをいれた物語。
状況が状況だけに混乱するのは分かるが主人公の行動が少し一貫性の無さを感じてしまう。
特に結末に関しては何をしたかったのかがわからない。
よく人が混乱しているところを見ると冷静になると言うが直前まで人の死に対して嘆いていたところに別の人が来て嘆き始めた瞬間に急に冷静になる主人公の反応がなんだこいつと思えてしまった。
後、報連相が全く出来ない主人公で勝手に単独行動を初めて周りの人に見つけて貰う事が多いので人によって主人公に対して不快感を覚えてしまいそう。
撮影方法が一発撮りであるため、道中無駄なシーンが多くあるが臨場感がとても凄く一見の価値はあるかと思われる。
死体はちょくちょく出るがそこまでグロテスクではなく人の感情を主軸においており政治的な内容であるので主人公に共感を得る事が出きるかによってこの物語を楽しめるか変わりそう。
この物語の結末はバットエンドなのだが実際にあった事件の為、ハッピーエンドで終わることは出来なかったのだろう。
やはり、人の生き死には辛くこのような事が二度と起こらない様にするためにこの映画が製作をされたのだろう。
同事件を扱った別作品があるのでそちらもみてみようと思う。
ネタバレになるが死にそうな人を看取った以外にこの主人公がした行動は迷惑行動ばかりなので正直脚本に悪意を感じる。
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