「緊迫感は半端ない。」ウトヤ島、7月22日 momo8さんの映画レビュー(感想・評価)
緊迫感は半端ない。
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実際に起きたテロに元づいた映画。
銃声って、日本に住んでる私達は、実際にどう聞こえるか知らない。ハワイで実弾を撃った事はあるけど防御ヘッドホン付けてたしね。
パンパン軽めの音から始まって、徐々に大きく、そして何かに当たった重い感じの音がしたり…何が起きているのか判らない中、何かが迫ってくる、緊迫感が凄い。
ドキュメンタリーではないから、反ってそこに恐怖感とか現実味が生まれるのでは?と感じました。
自分の腕の中で人が死んでしまったり、生きて帰れたら何をしたいか?10個言うとか…実際に体験した人達から取材するのは、大変だったでしょう。思い出したくもない人も多かったのでは?
それを乗り越えてをも、この映画を撮りたいと思った情熱は素晴らしい。
終盤に主人公のカヤが撃たれるとは、まさかの展開でしたが、救出のボートに黄色いセーターが見られたのが、微かな希望かな?
もしかしたら、明日は我が身かもしれませんよ。そのくらい極右勢力が台頭しています、と言うメッセージも。
ただ、最後は放送事故?みたいに何も映らない状態が続くのが…残念。色々考えなさいという意味なのかな?
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