「心打つ作品」ドント・ウォーリー カメさんの映画レビュー(感想・評価)
心打つ作品
個人評価:3.8
ロビン・ウィリアムズ亡き後でも、こんなにも素晴らしい役者がいる。ホアキン・フェニックスの魂のこもった演技で、物語が息づいて心打つ作品になっている。
マイノリティになってからの成長を描く物語はよくあるが、本作はジャック・ブラックなどの脇も素晴らしく、一つ頭出た作品になっている。
ステップ9の行程の、人々を許す課題は感銘を受ける。憎む事よりも、許す事で人生が楽になっていく。表情も次第に優しくなる。
許しているから出来る事。マイノリティだから出来る事。それが風刺画と上手くマッチしているのだと思う。
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