「許すこと、信じること」ドント・ウォーリー ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
許すこと、信じること
神は、こんなにも大変な困難を課してしまったのか。
だが、ジョンは少しづつだが、克服していく。
物語は、時代前後させながら、ジョンがなぜ車椅子の生活になったのか、アルコール依存になったのかを徐々に明らかにしていく。
そして、どのようにして、それらを克服したのかも…。
多くの依存症の人たちに共通なのかは、僕には分かりようもないが、ジョンは最後に依存症の一番の原因と思われる母を許した。
これは、依存症から回復するために大きなステップとなった。
また、身体が思うように動かずとも、僅かに使える手で書ける絵が、自身の才能を発揮できるツールになるかもしれないことを知り、自分を信じてトライを重ねてみた。
結果は、実在の人物で証明済みということだが、おそらく、ハンディキャプや依存症も関係なく、多くの人に許す勇気や、自分を信じてみる勇気の大切さを気づかせる作品なのではないかと思う。
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