アナイアレイション 全滅領域のレビュー・感想・評価
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人類はどうして滅亡するのか。
『自殺する者はこの世にほとんどいない。人生に自滅するだけだ。』
『ケインじゃないのね?』
『あ、そうだよ。君はレナか?』
不安そうに抱き合う。
笑顔があれば、良かったんだけどね。
ナタリー・ポートマンだけに、この映画にはイデンシじゃなくて、イデオロギーがあるんじゃない?
つまり、黒海沿岸の国。。そして、今騒がれし、ナタリーの母国と長い歴史のある国。
まさかね!?
導入部は面白いものの、あっという間にホラーの全滅領域に突入
この映画、何だか見覚えがあると思ったら、何のことはない。前に一度見ていたのであるw 見たのを忘れるほど印象が希薄だったようだ。 導入部はなかなかいい。ある地域が突然、光に包まれ連絡不能となってしまい、それが徐々に拡大していく。兵士を調査に送るも1人を除いて未帰還。そして今度は女性だけの探査チームが送り込まれる。彼女たちはそれぞれいわくつきのメンバーらしいし、何となくワクワクさせられる展開ではないか。 ところが、領域に入ってからの展開がいま一つ。そこに足を踏み入れた後の記憶が次々に消えていくというのだから、徐々に醸成される恐怖感というものが生まれてこない。にもかかわらず隊員たちは「もう限界だ」とか言い出すのが不思議ではあるが…。 突然変異の動物たちに襲われても、彼らが死亡しても、彼女たちはさほど警戒しないし、それもあってかあまり怖くならない。 どうやら人が死ぬと妙な形で鮮やかな色彩の植物に変化していくらしい。それも含め、この領域ではすべての生物のDNAが混ぜ合わされ、変異していくということがわかる。 すると自分から進んで花咲く草木となる隊員も現れるという次第で、ここでもはやホラー要素は消滅している。 「ホラーの全滅領域」の後に残る関心は、隊員たちの最後と、このエイリアンらしきもののその後の展開だけ。最後まで見ると、ああ、侵略の第二段階はこのよくあるパターンか…ということで落ち着くのだが、それは怖くも面白くもない。恐らく前回見た時は、この瞬間にこの作品を忘れたのだろうw そう感じたのは小生一人ではなかったようだ。wikiではこの作品完成後の顛末が、次のように記されている。 「テスト試写での反応が今ひとつだったため、デヴィッド・エリソン(製作総指揮)はより幅広い観客に受けるような作りに変更するよう求めてきた。しかし、ガーランド(監督)とスコット・ルーディン(製作)はその要求を拒絶した。両者の対立は埋めることができず、2017年12月7日には、両サイドの対立とパラマウントの経営方針の変更が原因で、本作の全世界配給権がネットフリックスに売却されることになった。ただ、パラマウントはアメリカ合衆国と中国の配給権を手放さなかった」 何だか、映画本体よりこっちの顛末の方が面白そうなのであったw
映像がきれい、でも難しい
雰囲気が神秘的でずっともやもや、ふわふわするような不思議な感覚で見ていられる。 ただエイリアン系のモンスターはおまけみたいなもので、主題はもっと概念的というか哲学的というか、かなりわかりにくい。 視聴後にネットで感想を見ると、テーマはキリスト教やらガン細胞やら自己破壊やら考察されていますが、私にはよくわかりません。 いわゆる「真実は視聴者の考えに任せる」みたいな感じでした。 映像や描写はとてもきれいで独特だからそれだけでも見る価値はあると思いますが、もし斬新でグロデスクあるいは面白い未知の生物やアクションなどを期待し、あまり頭を使わずに見たい方は本作はおすすめしません。
アレックス・ガーランド、次作には期待。
非支持。 米国映画特有の説明的で中途半端な辻褄合わせゆえに、原典と思しき惑星ソラリスに大きく劣る。 そのSF的現象でなく人の心こそが不思議だとエクスマキナではあんなに撮れたのに。 静謐で不穏な空気を撮れるアレックスガーランド、期待大だけに次作は厳選を。
エイリアンの発想は面白い
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。 侵略の意思がない(そのように見えない)エイリアン、というのは面白いと思いますし、映像もきれいです。主人公が冒頭で「すべての生物は1つの細胞から始まった」と言っていますが、まさにそういった状況を描いているのだとは思います。 おそらく映画の趣旨とは異なるのでしょうが、変異(というか反射?)の影響で生まれた不思議な生物だったり、その生物との対峙シーンがもっと見たかったな、と思いました。 映画の流れとしては、1人戻ってきた主人公が事情聴取され、様子を話していくという形で進んでいきます。そのため、時折その事情聴取シーンが挟まるのですが、テンポ感を悪くさせている気がしました。
冗長
ナタリーポートマンだから見たけど、結果なんなん?ってのと間の話が長くてしっかり見ないといけない感じだった。 当時の気分が気楽に見れることを望んでいたこともあり、あまり乗らなかった。 そして、環境問題を訴えたいのか人類の進化についてなのかはたまた別のメッセージなのか… 鑑賞された方、どう思いました?
意味不明瞭
見終わった後に「タイトル+意味」で検索された方も多いのではないでしょうか。
ナタリー・ポートマンにオスカー・アイザック、ジェニファー・ジェイソン・リーと、メジャーな俳優がたくさん出ている割には、B級感が否めない。
なんで女ばっかり5人で行くの、とか、誰かが危険な目に遭ってるとみんなしてわーって近寄って行ったら危ないでしょとか、そこで口から光が出る演出いるの、とかとかツッコミどころは満載ですが、映像は全体的に綺麗でした。
興味はそそられますが・・・
不思議な不思議な未知の領域で起こる出来事。 多様な学者の女性5名チームで探索。 異様な生命体などに遭遇して・・・と 興味をそそられる内容ですが ちょっと難しかったです。 映像の美しさ・不思議さは素晴らしかった。 けど、もうひとつガツンと来ることはありませんでした。 ちょっともったいなかったかな。。。
エイリアンが人間的欲望を持っているとは限らない
宇宙船でやって来るエイリアンとは、形が違えど結局は人の考えた
エイリアンであり、人間同様好戦的で支配欲が強い高度な文明を持っている
という人間の亜種であるわけだが、今回出てきたエイリアンは、
そういった人間的な生命ではなく、存在する事自体が目的で危害や
支配などの欲望がないエイリアンなのだ。
またこのエイリアンはがん細胞のごとく増え、他の生命のDNAをコピーし
さらに融合する事ができる。つまり基本的にはタンパク質なんだと思う。
その過程でクローンを作ったりもしちゃう。
多分そういう解釈だと思う。
知らなかったけど、エクスマキナの監督なのね。
同じような雰囲気で同じように低予算な感じがしたわー。
眠くて眠くて、、彼の作品は合わないな。
レナの夫がエリアXの調査隊に志願したのはレナが浮気してたのを
知ったからってことみたいだけど、ちょっと描き方雑じゃない?
てか、旦那の顔最後まで覚えられなかったけど、ちゃんと顔見せてくれたかな?
戻ってきたとき服着てたよね?クローンレナもだけど。
そういうのもおかしいよね。
それに女性ばかりの調査隊ってなんか意味あったのかな?
それに装備がおかしいよね?帰ってきたレナに接する人々は
完全防護服なのに調査隊はマスクひとつしてないし。
今までの調査隊が全滅なのなんで女性ばかりとか、軽装備とか
よくわからんわー。エリアXに入って4日間はみんな記憶が無くなった
理由の説明は?同時に正気になった理由とかも。それともあの時点で
もうクローン人間になってたってこと?
お金かかってないしアイデアイッパツ勝負なんだから
もう少しこだわったものを作ってほしかった。
ナタリー・ポートマンとか高い女優出すより新人の
安い女優でもう少しセットとか気を配って欲しかったわ。
世界観と映像美!
Netflixのサムネイルに惹かれて見ました。
世界観が本当にどタイプです、!!
プリズムによって色とりどりに見える光とか、カラフルなお花、神秘的な謎生物とかたまりません。
でもストーリーがなかなか理解しずらい部分があり難しかったです。(私の頭が悪いのもありますが…)
解決されない、最後まで描かれない要素があり、オチもなかなかとんでもなかったですが、
でもそれもまた面白さなのかな?とか思えてしまう映像美でした。
原作は三部作あるらしいので機会があればぜひ読んでみたいです。
ちょっとグロいですが、世界観にビビッと来た人は是非!
見た人によってラストの受取り方が変わる
生物学者•地形学者•心理学者•元軍人という最強と思われるメンバーで生態系の謎にせまる。 ストーリー中盤からなんて綺麗なんだろう…と感動。 奇妙で不気味なんだけど、とても素敵だった。 あまり情報を知らず観て欲しい。
【斬新】多様な恐怖感を味わえる
・魅力的だなと思えたところ
・しっこりこないところ
両方あった。だが魅力的に思えた部分の方が多かったので、まあまあ楽しめた感じ。
【しっこりこないところ】
まず世界を滅ぼしかねない超絶危険地帯に入るの簡単すぎじゃね?って思った。訓練を受けた特殊部隊が出向き、ケインを覗いて誰一人生還していない。そんなところへサバイバルの専門家でもない女性達が普通に踏み込んでいく。ちょっと設定のフォローが甘い気がする。
【魅力的だなと思えたところ】
シンプルにスリルを味わうことができた。しかも2つの異なるタイプのスリルだ
・熊(?)の襲撃シーン→単純に恐怖感
・クローンとの対峙→得体の知れない恐怖感
熊のシーンは普通にハラハラした。熊の見た目の異形感といい、キャラクター達が縛られているという制約要素も相まってシンプルに「殺されるかもしれない」というスリルを堪能。
灯台に入ってからは緊張感がクライマックスに達するわけだが、熊のシーンとはまた違ったスリルが味わえる。
得体の知れない恐怖感。
想像を遥かに超えた未知なる何かと対峙する恐怖感。
(個人的にロバート・ゼメキス監督、ジョディ・フォスター主演の「コンタクト」終盤のシーンを彷彿とさせた)
灯台の穴に入ってからはもう「こええ…怖いよ…」って感じ。
ヴェントレスがカメラ付近でピンぼけしながらゆらゆらしている不気味さといったらすごい。
レナが動きを模倣される時の不気味さもまた半端ない。
その時の音楽がまた素晴らしい。電子音みたいなBGMでおどろおどろしくて斬新。シーンの不気味さに磨きがかかっていた。
エンドロールに入る一連の演出も結構好き。ケインとレナの瞳→タイトル→エンドロール+不気味な電子音BGM再び。
未知だとかエイリアンだとか 全く持って感じなかった作品。 人為的な...
未知だとかエイリアンだとか 全く持って感じなかった作品。 人為的な感情が込められすぎている様に感じたが あくまでそれは希望的観測で親近感を得られた。
独特の美意識+恐怖の妙なゾクゾク感
謎の領域に探索に入ると、そこには生態系が狂ったジャングルがあり、サメの歯が生えたワニがおり、時間の感覚や記憶も狂い、人間の意識までも吸い取られるかのように周囲に同化していく... 地球の環境や人間を模倣し、エリアを広げていく目的は、乗っ取りか、地球の探索か...人知を超えた存在に触れる恐怖と好奇心が入り混じった、妙なゾクゾク感を上手く表現して、珍しい後味を残した映画。 最後に夫と抱き合うシーンは、頭が「!?!?」になる、複雑な感情と恐怖を混ぜこぜにしたゾクゾクのピーク。
60
生き物の進化?融合?を強制する雰囲気は良かったが、最後がもったいなかった…
1つのの細胞から全ての生物が派生したとあったので、
逆に回収しにいっているみたいなのを期待したのに…
あと変異生物もっと見たかった
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