「早々過ぎてつまらない。」ここは退屈迎えに来て 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
早々過ぎてつまらない。
地元に戻りタウン誌の記事を書いている女性を軸に過去を振り返る話。
30歳弱の若さにて焦燥により、人生早々と過去に浸る回想ノスタルジーさは分かりますが、それは早々と挫折し地元を心の拠り所にしてしまった人間にしか分からず、なんとも共感範囲の幅を狭めた映画だなぁと思ってしまった。
タウン誌のフリーライターならば、少しは独特の地方らしさ(良い所、安心感)も出して良かったのでは?
見当たらへん。これなら小洒落た職業にしなくても良い。無職家事手伝いでもいいわ。周りの友人と同じ様に。
言える事は、上手くいかず30歳で退屈しているのなら、40歳でも退屈、50歳でも退屈した人間になる。
どこへ行っても住んでも同じ。
自分を変えなきゃ✨
「こういう映画はある程度人生を歩んだ人間主人公の方が映画に面白さの幅が出る」とつくづく感じてしまいました。
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