「なんか違うなぁ・・・」劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢 桂木桂馬さんの映画レビュー(感想・評価)
なんか違うなぁ・・・
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尺の都合だと思わられるが少々急ぎ足。キャラ一人一人の描写がしっかりしているので、それは別に気にしていないのだが・・・最後のアンタレスとの対決、そしてベルがアルテミスを刺し殺してしまうところは、自分が求めていたものと違った。
他の人のレビューを見ていると、感動した、ベルが英雄になるためには必要だった経験などと評価されているが・・・ベルは英雄の卵であると同時に、神々や我々のような第三者がそうあるべきだと考える選択をせず、自分の我儘を突き通す愚者でもある。
今までの原作を読んでいるからこそ、この「世界を見捨ててアルテミスを救う」「アルテミスを殺して世界を救う」の絶望的な2択をぶっ壊して、「アルテミスを助けて世界も救う」という未来を掴み取って欲しかったという思いが強い。
今こうしてレビューを書いている間も、どこかにアルテミスを救って世界を救うための抜け道がなかったのかと模索を続けている。
どこかに参考になる文献が転がっていないだろうか・・・。
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