「単純な筋書きで生死を軽く描き過ぎ」劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢 chihayaさんの映画レビュー(感想・評価)
単純な筋書きで生死を軽く描き過ぎ
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以前からダンまちシリーズは全話観ていますしファンではありますが、
今回のこの作品は二度と観ないでしょう。正直スポンサーやメディアの裏事情ばかりに振り回された可哀想な作品と制作スタッフ達としか思えません。
全体的にテンポは早足で、短い時間に詰め込み過ぎという印象。ヒントばかりがそこら中に入っている事がさらなる悪影響。
特に観ていて嫌悪感を感じたのはアルテミスの母体自体を槍で射貫き、さらにナイフの一撃で木っ端微塵に砕くシーンである。
作者たちは感動させようとしているのかもしれないが、もう少し上品なアルテミスの最後に相応しい表現を考えて欲しいものである。
主人公がヒロインを木っ端微塵に砕くなど、到底子供には見せられない。
この作品を肯定できる人も最近のメディアも、
殺人に対しての感覚が麻痺してきている印象がある。
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