劇場公開日 2019年4月12日

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芳華 Youthのレビュー・感想・評価

全51件中、41~51件目を表示

3.0ここは、家族だったのだ

2019年4月25日
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鑑賞方法:映画館

70年代から現代までの、中華軍の劇団部隊に所属する少女達の群像劇でした。青春のゴタゴタと、戦争の凄惨さが合わさって、練習場でまるで学生のように呑気に人生を謳歌していた皆が、思いもよらない所へ流されていく。プールではしゃぎあった事、隠れるように聞いたカセット、いじめ、間に合わなかった告白と失恋。輝いていたからこそ、失われて取り戻せない事を知る。青春だったんだな。部隊解散の壮行会の翌朝、ここは家族だったのだと思う、その悲しみが、この映画で一番心動かされました。

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あんこ

3.0苦々しい青春

2019年4月19日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

1970年代の文芸工作団にいた若者達の青春群像劇。中国の変遷と共に彼らの運命も大きく動いていくので、人間ドラマと歴史が密接に絡んでうまく作用している。後半の戦闘描写が急に激しくリアリティがあるので、彼らの行きている時代を感じさせるが息が詰まった。日常のと対比が色濃い。画はとても美しいけれど、美しいだけではない残酷さが無邪気に散りばめられ、苦々しく観ていた。若気の至りと呼びたくはない。あと、同意を得るのは大事であるという教訓がタイムリーだった。

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はと

3.5文革って絵になるなー

2019年4月18日
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鑑賞方法:映画館

劇的に変化する時代背景を色鮮やかな映像で綴る これぞ中国大河映画の王道!「さらば我愛 覇王別姫」好きなら観るべき!
しかしなんで文革の時代って映画ではなんであんなに鮮やかなんだろう やっぱり「赤」と否応なく人生を翻弄するパワーが高揚感を生むんだろうか
中国で大ヒットしたことからも中国人にとって文革は「とても辛い時代だったけどやっぱり何もかもが懐かしい」と思えるものになったのかな
ストーリー的にはもっとメリハリが欲しかったけど映像が綺麗!何より女の子がかわいく歌って踊るだけで満足!w

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シモヤン

2.0戦時中の厳しさがわかる映画

2019年4月15日
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悲しい

怖い

知的

前情報なしで、観に行きましたが、
全体的に暗く、重い内容でした。
でもこういう映画を観ると戦争の悲惨さがわかるから、たまに観るのはいいね。

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たー坊

4.5芳しき華

2019年4月15日
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鑑賞方法:映画館
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KinA

5.0激動の時代を生き抜いた文工団の青春

2019年4月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

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突貫小僧

4.5軍隊という限られた空間のなかで繰り広げられる青春群像劇。ワイロやコ...

2019年4月13日
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鑑賞方法:映画館

軍隊という限られた空間のなかで繰り広げられる青春群像劇。ワイロやコネ、職権濫用が横行するのは今も余り変わってないんだろう。バックボーンのない人間が成り上がるには厳しい環境なんだと思うが健気に、真摯に活きる主人公の2人には感動を覚えます。
たったひとつ気になるのは戦争を美化してるようにどうしても感じてしまう点だけです。
思ったよりいい映画ですよ、是非とも御覧あれ。

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ちゆう

4.5翻弄される運命と、美しい映像のコントラスト

2019年4月13日
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映像が美しい。
きっと若者の初々しさや、瑞々しさとは、こういう事だと思ってしまう。

つい40年ほど前の戦争によって翻弄された若者の話だ。
戦争はいつも残酷だ。
中国映画で、おそらく表現方法は限られているだろう。
また、自国をあからさまに批判するようなこともご法度なのではないだろうか。
ただ、毛沢東の死去をきっかけに、政治犯として捉えられていた親が解放されてくる話や、戦争で翻弄される若者達の運命、そして、エンディングに向かってシャオピンとリュウホウの二人が再会するストーリーに、世界中の多くの人々に共通する、過度な思想の締め付けや戦争に対する懸念・不安、そして、そんな過酷な状況の中でも変わらない若者たちの青春への郷愁などが、美しい映像とともに語られているように感じる。

多分、この映画には批判もあるように思う。
なぜなら、中越戦争は、中国が一方的にベトナムに仕掛けた戦争で、そんな背景は語られていないからだ。
ベトナムとの紛争で、中国が支援するカンボジア・ポルポト政権が崩壊したからというのが、その理由だが、朝鮮戦争で成果を上げていたことで、奢りもあったのかもしれない。
しかし、中国は、武器や装備で劣るベトナムに一方的に敗走することになる。

ただ、こうした史実を敢えて説明しなくても、多くの中国人は事実を認識しているのだと思う。
だから、抑えられた表現だとしても、こうした映画が作られて、中国のあちこち上映されているのではないだろうか。

若者が精一杯生きようとする姿は、どんな国にあっても美しい。
それが戦争によって翻弄されるのは、とても切なく、悲しいことだ。
月明かり浴びて踊るシャオピンは、息を呑むほど美しい。
ずっとずっと踊り続けて欲しいと思うほど美しい。
きっと、誰もが思うことだ。

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ワンコ

4.5レベル高い!

2019年4月8日
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先ずポスターの美しさにひかれました、家に貼りたい。残酷な戦争と、切ないストーリー&美しい映像の対比でインパクト大。際立った作品でした。中国映画はレベル高いなー。

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とも朕

3.0あなただけを

2019年4月4日
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2019.4.2 神楽座にて試写会
中国映画を観た記憶がなくあったとしても1度位だと思います。
戦争映画は苦手なので観る機会がなかなかないのですが・・・

17歳の少女が文工団に、でも馴染めず・・・
兵士(初恋の人)に出逢い・・・
しかしある事件で二人は・・・

ベトナムとの中越戦争はリアルすぎて・・・

最後に二人が一緒に・・・
ベンチに座っている二人の顔が・・・

時代に翻弄された若者たちの物語です。
上映館が少ないですが映画館で観て何か感じてほしい作品です。

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Milk

4.0青春とは

2018年3月4日
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鑑賞方法:映画館

2017.12.31@天津

青春の輝きと挫折。そして時代を経ての現実。

還暦を迎えた原作者と監督の共通した文工団での青春時代と、同じ時代を生きた名もない人たちのさまざまな人生を投影した作品。

文工団が舞台のため、舞踊パートの俳優たちはバレエが必須条件だったとか。中国版ポスターでのレオタードでポーズをとる立ち姿は本当にきれい。

2019.7.14@桜坂劇場

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土偶