「王道ファタジー」メリー・ポピンズ リターンズ U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
王道ファタジー
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終始にこやかに鑑賞。
慌しくもコミカルな滑り出しが心地良い。
ミュージカルなのだけど、導入に区切りのようなものもなく、すんなりと歌に入っていける感じも楽しかった。
メリーポピンズのツンとすました英国婦人然とした振る舞いも好感度大で、ハマってて違和感すらない。
…もう少しドジな部分もあったように思うのだけど「奥様は魔女」と混同しているのかもしれない。
最初の登場が、揚げられた凧に捕まっての登場なのだが…そんなシュチュエーションにも全く動じずツンとすましてるメリーの佇まいときたら、ギャップ萌えに近い感情を抱く。
物語的には王道で、善人は善人で、悪人は悪人だった。すこぶる安心して見れる。
続編という切り口がなかなかに面白く、歳をとらない、もしくは外見が全く変わらないという設定がメリーの普遍性を定義し、いつまでも、どんな時代にでも子供の側に寄り添う存在として描かれてたように思う。
名作の後継作として申し分ない作品だった。
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