「すごい見応えだった」アントマン&ワスプ KIDO LOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
すごい見応えだった
Part 1は見てない。この映画の世界観とか使われてるの技術の説明なんかはなくて、ある意味何やってるかさっぱり分からない。しかしクライマックスに向かってそれなりに盛り上がっていった。そしてクライマックスが非常に成功しており結果として見応えのある映画だったなという感じが残った。この映画のいいところは見どころがいっぱいある点ではないかと思う。よくこういう面白いシーンをたくさん考えたもんだなと思った。ストーリー全体が結構バラバラになってしまっても面白いシーンを繋げていって面白い映画にする!・・・と言う確固たる信念に基づいて作られたような気がする。とにかく見せ場のアイデアがたくさんあってアイデア力に非常に優れてると思った。これは漫画の原作とか映画の原作を目指しているとか見ると圧倒的才能の力に凹まされることだろう。さらにそれに加えて脚本も5人で書いている。納得がいった。一人でこれだけのものを書くのはちょっと難しいから。
映画的には ヒロイン役が老けていて、すでにおばさんの領域だが、私もおじさんなので十分セクシーに感じられて楽しめた。あの歳になってもまだ自分の作品を作ってもらってしかもそれをものにできるマイケルダグラスはえらい。君はすでに父を超えている。
調べてみるとこの映画には原作があった。原作者はスタン・リー。ググってみるとものすごい原作者だ。ヒット作も面白い作品も多く、日本でいたら手塚治虫とか梶原一騎みたいな人だ。マーヴァラスの面白い漫画は全部この人が書いているんじゃないかって思った。早速 Amazon でスパイダーマン・ベストってのを買ってみた。読むのが楽しみだ。