「笑」アントマン&ワスプ U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
笑
クリックして本文を読む
結構笑える。
超絶スーパーヒーローなはずなんだけど、かなりユルユルで…そのせいもあるんだろうな。
出てくる敵の強さが見合ってなくて、力を持て余す…いや、最大限有効的に使ってない感じがいっぱいある。もしくは、その力の最大値を認識させられる程の敵に出会ってないからなのだろうか?
その余剰分を笑いに振ってるような感じもするが、覚醒したアントマンなんてものへの期待もあったり…まだまだ底が知れないのだ。
映像の表現力はホント凄い。
とくにサイズ変更時の映像などは、至極普通に見えるからとんでもない。
チャラけた主人公だが、それとは裏腹なガッチリとした表現力に唸る。
お芝居的にも、30年を経た夫婦の再会には「これがアントマンなのか?」と逆に違和感を覚えるほど感動的だった。
…なんとなく統一感のない作風にも思えたりするが、この未成熟な感じもこの作品ならではなのかと思う。
地球を守るヒーローではなく、地域を守るヒーローみたいな庶民的な感じがいっぱいする。
エンドロールに挟まれるオマケ映像。
おそらくサノスの仕業なのだろう。
量子空間に閉じ込められたアントマン。
人を進化させる空間らしい…という事は、進化したアントマンが帰ってくるのだろうか?
それらを含め、全ては「キャプテン・マーベル」に繋がっていくのであろう。
結果論ではあるが、何年越しのプロジェクトになるのだろうか?
「キャプテン・マーベル」への伏線というには、あまりにも豪華な作品群。
期待に胸が高鳴る…。
コメントする