「ある程度の伏線も欲しい」来る mittyさんの映画レビュー(感想・評価)
ある程度の伏線も欲しい
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ホラー大賞を受賞した小説の映画化ということで、周囲の評価もまずまずだったので期待していたのですが、物語として成り立ってないように感じて、自分には良さがよくわかりませんでした。豪華キャスト、派手な演出、なんかもったいない。
自分の感性が錆びているのかとちょっと不安になりました。(T_T)
映画は3部に分かれているように思いますが、1部の妻夫木君と黒木華ちゃんの夫婦のエピソードはなんだったんだ?みたいな感じで2部へ続き、3部では大がかりな霊媒師による加持祈祷。最後のオムライスの歌でおちょくられているような気分でした。
原作があるので、それを読んでいれば、多少、わかったかもしれません。
余談なんですが、たまたま、『恐山 死者のいる場所』という本(お坊さんが書いた真面目な本)を読んでいる最中なんで、映画見て、妙に頭がぐらぐらしてしまいました。恐山といえば、イタコ。柴田理恵さんの盲目のイタコはリアルでした!
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きのこさんのコメント
2023年1月10日
コメント失礼します。私は視聴後に原作がおかしいのかもと読んでみましたが非常に面白く今では澤村伊智氏の小説のファンになりました。映画では原作の良かった点、感情移入できる点がほぼ消されていたように感じられ、もっとやりようがあったのではないかと非常に残念でした