「ちが・・つり・・!ちさ!」来る コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
ちが・・つり・・!ちさ!
内容は、『ぼぎわんが来る』澤村伊智著の映画化したホラー映画。突然、怪奇現象に巻き込まれた夫婦や周りの関係者からの視点で、正体不明の訪問者と退治する物語。印象に残った言葉は、この物語のブレヒト異化効果でもある。『ちが・・つり・・』です。意味のない言葉だから根底に流れた恐ろしさが伝わります。場面では鮮血と紫煙燻らせるシーンと異文化お祓い合戦が見応えがありました。悪魔でホラー映画は最後まで怖がらせる事が大切だと思ってるので終わりは抽象的笑いのケチャップ鮮血ではなく寝言で『・・ちが・・つり』で呪いが残穢している可能性を秘めた分かり易さで終わって欲しかったなと感じました。解釈の違いかな。
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コバヤシマルさんのコメント
2022年8月11日
コメントありがとうございます。イカ効果の使い方🦑が上手い作品だと思いました。ホラーは、どれだけ観客の日常に近づけるかにかかってると思うので、その面では身近で、ちょうどよく乖離しているエンターテイメントでしたね。
CBさんのコメント
2022年8月11日
俺は、怖いエンタテインメント映画として、堪能致しました。
ブレヒト異化効果って言うんですね。「日常性を異常化させて、芝居を脱習慣化させる方法」なのか。いや、勉強になりました。