「来るには来たんだが、、。」来る 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
来るには来たんだが、、。
原作小説未読でのレビューになります。
ある家族に悪霊(と呼ばせて頂きます。)が来る様になり、それを除霊する御話。
「告白」「渇き。」の中島監督にて豪華な俳優陣と豪華な除霊場が登場します。
監督自らへの新たな現代家族ドラマ×ホラー挑戦の様な映画です。
まず、序盤の妻夫木演じる夫妻の過去過程が長い。
そんなに語らなくてもいいんじゃね?くらい長い。
後半はそんな事潰される訳だし。
また、個々の俳優のドラマ性は良かっただけに、ホラーがうまく交わっていないのが残念。
除霊のシーンはエンターテイメント性もあり、少し盛り上がったが、豪華除霊場と俳優陣の割には肩透かし。柴田理恵さんは良かった。
来た悪霊様は何したかったんだか、、、、。
ホラーシーンに期待すると、ごく普通のジャパニーズホラー。
悪霊が来た〜!血がプシャ〜、ドバァ〜。
。。。
別映画「リング」「呪怨」の様な余韻が残る展開・シーンは一切無し!
悪くは無いんだけど、監督への過去作品や期待値の割には、コレだけ金掛けて展開的にはこの程度なのね的。
一回観るだけでもういいかなって。
ただ、ブログで幸せばっかりアップしている人達にはドキッとする映画でしょう。(上辺だけにはなりたくないな。)
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