「大枠の設定はいいけどもったいない…!」ヴェノム あかねちんさんの映画レビュー(感想・評価)
大枠の設定はいいけどもったいない…!
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スパイダーマンに登場するヴィランでダークヒーロー「ヴェノム」のシリーズ1作目。
地球外の寄生物体の「シンビオート」のヴェノムが宇宙から地球に連れてこられ、寄生相性の良いエディと出会い、今回は同じシンビオートのライオットと戦うストーリー。
大枠の設定は面白いが、ストーリーや端々の描き方が甘く、もっと描きようがあったのでは…?と少し物足りなさを感じた。
主人公エディ演じるトム・ハーディがエディに寄生し実態としては見えないヴェノムとの掛け合いは面白い。
特にヴェノムとまだ相容れない時に水槽に飛び込みロブスターを貪る姿は異様で面白みもあり、見た目は怖いがひょうきんな部分のあるヴェノムはギャップがあり良いなと思った。
地球に来るまで負け犬扱いされていたヴェノムと地球で負け犬状態のエディがタッグを組み、活躍する様は良かったが、ただもうちょっと敵と戦うまでの理由は描いても良かったように思う。
スタン・リーの登場シーンはいつ観てもグッとくる。
ラストは続編に繋がるカーネイジ役のウディ・ハレルソンの登場とスパイダーバースの先出し映像があり、ウディに関しては髪の毛が生えてる見た目だけでクスッとなってしまった。
スパイダーバースに関しては長めにあったので驚いた。
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