「警官たちは悲惨」ヴェノム Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
警官たちは悲惨
総合:60点 ( ストーリー:40点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
とりあえず怪物にも怯むことなく挑んでいく勇敢で無実の警官が多数殺されて食べられたことについて、作品中でお咎めが無しというのが驚いた。結局彼は悪者だったし、今後も悪いことをしそうだ。でも相手が無名のその他大勢だったら今後も悪いことをしてもこのまま突き進むのかな。悪役ならばもうちょっと悪役ならではの悪の深みが欲しい。勝手に相手の実力を測ることも出来ずに取材で喧嘩を売る幼稚さもあるし、あまり好感を持てない主人公だった。
演出も昔ながらの漫画的な単純さと幼稚さがあり、全体として軽薄な印象。映像はハリウッド大作らしい金のかかったものだった。映像と活劇を楽しむにはそれなり。
コメントする