「マーベル版二人羽織」ヴェノム mittyさんの映画レビュー(感想・評価)
マーベル版二人羽織
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トレイラーははっきりとは、見ていなかったのですが、ポスターのヴェノムが牙をむく、残虐なエイリアンみたいで、「あぁ、これはかなり怖くて残忍なホラー系のSFかな」と思って、(体調のいいのときに!と)見るのを延ばし延ばしにしておりました。
が、見てみたら、シリアスに怖い感じではなかったです。おしゃべりなヴェノムがエディにべったりまとわりつき、すっかり懐いており、最高のバディになりつつあり! コメディ要素もたっぷりで、ちょっと拍子抜けしました^^; トム・ハーディーは『レヴェナント』で見た印象とは違っていましたが、おちゃめな感じも悪くはなかったです。
楽しめたことは楽しめたけれど、もうちょっと、怖〜い感じのものを期待していたんで、少し複雑。人間の体に寄生する生命体といえば命を奪われたも同然で、地球侵略が始まるのでは!?みたいな切迫感があってもいいのに、ヴェノム、ペットみたいになってるじゃん。あんなに親しくなれるのなら、シンビオートと合体したい気分になります。
マーベル作品であることをあとで知りました。『スパイダーマン3』にヴェノムが登場したらしく、これはスピンオフってことになるのか? スパイダーマン3を見たら、詳しいことがわかるのだろうか?と思ったけれど、これをいきなり見ても、理解はできますね。
それにしても、ヴェノムは何故、エディのことを気に入ったのか? やっぱり、“フィーリング”かな。
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