劇場公開日 2018年6月30日

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「蚊取線香ならぬサナダ虫の秘密」パンク侍、斬られて候 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0蚊取線香ならぬサナダ虫の秘密

2018年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

平成最後に生まれたカルト作品。賛否両論別れるのはどんな作品でもそうだろうけれど、私は原作知らないため、全くどういうストーリーかわからぬままエンディングまで連れて行かれたが、タイトル通りの展開で、妙に納得しました。個人的にはかなり面白く見れました。「腹ふり党」という宗教集団の元幹部と言われる浅野忠信が、元幹部どころではなく、カリスマリーダーになっており、その造形、演技、心の声が全て興味深かったです。私自身のパンクのイメージは、茶山だったりします。あ、オサムの気弱さと超能力、五千郎の髪型もそうかな。とにかく、話がどこへ行くかわからない体験をし、しかし、しっかり落ち着くところへ落ち着いたのは、北川景子の功績も大きいと個人的には思いました。原作者の町田さんが出ていたことはパンフで知りました。まさにパンクです。永瀬正敏の代表作になるのではという特殊メイク。小さい画面ではなく、大きな画面で見るべき作品。豊川、渋川、國村、東出、永瀬、浅野、綾野、村上、染谷と、濃いキャスト。

akkie246