劇場公開日 2018年6月30日

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「評価しにくいなぁ~」パンク侍、斬られて候 オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5評価しにくいなぁ~

2018年7月5日
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とにかく意味が解らない。

「あー……さてはコイツがアイツでこういう目的だな」と始まってすぐにオチは読めた。
問題はその過程。
物語の流れがジグザグ処じゃない。

小説家フィリップ・K・ディックの作品に『高い城の男』という物語を易(占い)で進めた小説がある。
SF小説の神様の作品と比べたらファンに怒られそうだけど、こちらも次の展開を占いかダーツで決めたのか?と思ってしまうような「なんでやねん!」な展開の連発。

ネタバレしたとして、見た人なら「そうだね」と言ってもらえそうだけど、見てない人がネタバレを読んだら「この人薬でもキメてるのか?」と思われそうなワケの解らなさ。
しまいにゃ、どいつもこいつも「この世界は嘘だらけじゃないかっ!」とキレる始末。
お前ら全員思春期かっ⁉

豊川悦司さん演じるド腐れ家老・内藤帯刀と東出昌大さん演じる生真面目なだけのポンコツ殿様・黒和直仁はかなり好きだけど映画としては……。
……かと言って、 つまらないとも「金返せ!」みたいな負の感情も湧かない。
自分の感情も含めて本当にワケが解らない作品だった。

オカマ声ちゃん