「カツベン!だけにあらず。」カツベン! fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
カツベン!だけにあらず。
一言「周防監督らしいコメディだなあ」
カツベン=活動弁護士。
無声映画の話ってどうよ?と思い、半信半疑で見始めました。
◎よかった点◎
・写真(以下映画と同じ意味)が大好きだった少年が、その夢を叶えていく所。
ただその道がグネグネ曲がっている様子や、関わる人間模様が愉快。
潜り込んだ劇場での、カツベン仲間との競い合いもなるほど。
個人的には、高良健吾さんの「いやーな奴」役がgood。
・カツベンといっても、今で言うナレーションが多めの映画・公開アフレコ風。
女性の声を男性が演じたり。こう言う活動だったんだなあと改めて認識。
・映画の中に映画がある設定。どれも知らない古い映画だなあ、と気に留めてなかったけど。
エンドロールの出演者名で「あれ、この人どこに出てた?」って人が何人もいて。
後から古い映画を今の役者さんで撮り直して、作品中で使っているとわかり。
凝ってるわー(草刈民代さんだけは、観ながらわかりました)。
・終わり方も「そうくるか!」の意外性があって👍。
△いまいちな点△
・なし。
こちらもざっくり観れて楽しい、ポップコーン映画でした(食べてないけど)。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「いい写真が客を呼ぶんじゃない、俺の説明に客がつくんだ」
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