「恋愛ものでもなく、青春ものでもなく。コメディ?」カツベン! tomokuri2216さんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛ものでもなく、青春ものでもなく。コメディ?
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最終日に見に行きました。銀座東映にて。
ほぼ客はおらずのんびり見ることができました。
全体的に主題がわかりずらく、結論が貧乏だった主人公が幸せにもならず、不幸でもなく、映画として面白くなかった。
役者は精一杯演じていたが、力がずっと入りすぎで息抜きができないほど走りっぱなしである。
時にはじっくりとするシーンでもあればいいのだが。
良い点は監督の予算が高く、セットが豪華であったこと。
時代劇らしい作りになっていました。エキストラも多い感じ。
深作監督などは色キチガイといわれるほど、色気のある映像を作っていたが
まったく、その点でも面白くなかった。
3人の弁士も最後に何かが変わるのならそれが良かったが、特に変化がなく、平坦すぎる。
ただ、弁士がいてセリフによる楽しさは感じられたが、それだけでストーリーの大筋がない。
例えば貧乏だった弁士が大人になって金持ちになったとか、幼馴染と再会して逃げていくとか。
最後、すこし幸せになったところを見たかった。映画だから。
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