荒野の誓いのレビュー・感想・評価
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互いの罪と正義
潔いくらいに人が死ぬ、登場人物の殆どが特にT・シャラメとB・フォスターの呆気なさが潔い。
静かに淡々とした時間が流れ、急に銃撃戦が起こる場面は凄まじく、全体的に漂う雰囲気が渋い。
序盤、インディアンの残虐性から白人のそれを描写する演出に深い意味合いが。
互いが寄り添い理解し合える関係が築ければ、国や人種間の問題など、争う必要はなくなり。
それぞれに正義があり、罪も根深く互いに被害者であり加害者でもある、アメリカの争う歴史が今を変えているようで、何ら変わらない現実も多少に怖い。
ラスト、二人の元へ戻る姿に哀愁が漂い、ハッピーエンドに進む終わり方ではない何かを背負ったままに。
内省的な話
時代と共に変化する価値観や正義。その中で人も変化を迫られるが、自分の価値観は変えられても過去の行いは変えられずいつまでもつきまとう。そのために心を病むもの、過去を正当化して変化を認めないもの、許し合い乗り越えるもの、様々な人の様子を描き出す。今の時代に強く訴えかけるテーマである。
抜けるような広大な風景は美しいが、登場人物たちの葛藤は息苦しい。
ただ、ラストは、評価が分かれそう。
丁寧で良心的な西部劇
館内は年配の男性客ばかり。
最近はめっきり少ない西部劇ですが、
ゴールデンリバーも久しぶりに良かったので期待して見てきました。
期待以上の本格的なリアルな西部の世界観で
アメリカの西部開拓時代の歴史を垣間見れます。
アメリカNo1のトランプ風ではなく過去の贖罪をテーマにしてるなぁ、と思ってたらこの映画2年前完成の日本では未公開作品でした。
西部開拓と言いつつ、原住民の迫害侵略を続けたアメリカの贖罪を丁寧に描きつつ友情や信頼、命の儚さ、色々楽しめた大人向け作品でした。
只ならぬ緊張感。
平日の昼だから、お客さん少ないかなと思ったら
さにあらず、初老の紳士淑女で7割位の入りでビックリ⁉️
久しぶりにいい映画観た!今年暫定1位です。
去年観た、ウインドリバーを思い出して、
色々考えさせる映画です。
重厚な演技
インディアンとの関係の変化があっけなさすぎて、そんなに簡単に良好になれるならとっくに地上から戦争はなくなっているだろう、と脚本にはツッコミどころはあるものの、そのおかげで「もしかしたらやっぱり裏切るかも」と思ってサスペンスフルな見方をしたからか、飽きることはなかった。映像や音響は重厚で、○ィズニー映画全盛の時代に骨太な映画を観ることができたのは嬉しい。クリスチャン·ベールとロザムンド·パイクの演技は脚本の甘さを補ってすさまじい迫力だった
1600㎞の自分探し
入り口から出口までずっと重苦しい。分かりやすいところから分かり辛いところまで其々が何かを抱えていて、要所要所でこぼれ落ちる。時間を感じさせる様に変わっていく風景は、同時にアメリカの大きさも静かに物語っていて、これも良かった。
先住民と開拓者の構図は日本で言えば北海道に当てはまったりするので、他人事とは捉えずこの重苦しい西部劇を、腹の底に落とし込んでも良いのではないのかな、なんて思いました。
キツイ!暗い!
余命少ないシャイアンの酋長を故郷まで
連れて行く仕事を受けた。
複雑な気持ちだ。戦争とはいえ、ネィテブアメリカンを殺しまくった退役前の大尉。そこに、家族をコマンチに
殺された婦人が加わる。
そこにあるのは、それぞれの正義だが。
お互い協力できなくてはならない出来事が。
暗く、辛い映画だが
観る価値は、ある!
地味だけど見て良かった
クリスチャン・ベールをはじめ、キャストは達者だけど渋い面子ばかり。
ほとんど全編色の無い荒野を、それぞれ悲しみと憎しみをもった人たちが旅をするという地味な内容。
しかも2時間以上の長い映画。
これだけだとさぞかしお尻が痛くなりそうだと思うかもしれないけど、途中ダレることなく最後まで楽しめました。
派手な演出は一切ないけど、途中どんどん人が死んでいき、その都度悲しみはどんどん増えていくんだけど、なぜか憎しみはそれに反比例するかのように薄まっていく。
地味だし多分記憶には残らない映画だと思うけど、見て良かったと思える作品でした。
ただ、ラストはそこまでしなくてもというくらいツラいけど‥‥。
共に死に、共に生き続ける。
イエロー・ホークにジョーが言う。「私の一部はあなたと共に死ぬ」。足りてないと思う。「あなたの一部は私と共に生き続ける」。
あまりにも広大で、狩る獲物に事欠くことの無いアメリカ大陸の先住民には「土地を所有する」と言う概念が無かったとされています。所有の概念が無ければ、土地を巡って戦う必要も無い。戦争のために組織化する必要も無い。結果、欧州やアジアの様な「階級社会」の存在しない、完全なる「民主主義」で人々が生活していたのが、コロンブスの時代の事。
モンタナに到着した一行は、土地所有を主張する「地主」に追い立てられます。
「撃て。撃て。撃てよロザリー・クウェイド!」
先住民が戦う火力を持たなかったアメリカ大陸は、南北ともに欧州に侵略されてしまったけれど、あの時戦う事を知っていたら、どうなっとりましたでしょうか、なんて事を考えてしまう場面だった。
人も動物も殺しすぎの北米大陸。「オレ達以外は全部敵文化」の根底にあるのは、キリスト教信者以外はヒトに非ずな教会原理。アメリカって、200年掛けてドンだけ進化したんだろうね。
最後の無銭乗車の仕方がカッコ良くて、嬉しくて、泣けました。
良かった。すごく。
あれ、クリスチャン・ベールって、この間チェイニーやってなかった?中々に社会派なんですね。
原題タイトル、Hostilesに込められた意味
重厚感のある物語だ。
おそらく今観るべきと言って良いかもしれない。
ストーリーの背景は、よく知られたアメリカの歴史、つまり、アメリカ原住民との争いだ。
そして、そのなかで、ひとりひとりの生死や物語が描かれる。
殺し合いの果てに、トラウマを抱え精神を病むもの、殺戮が当たり前のようになるものがいる。
家族を殺されたロザリーは、なぜ復讐心をしまうことができたのか、そんな心の変化も是非感じて欲しい。
「神の試練に耐えられなくなることがある。」
いや、違う。試練は人間自身が自らもたらしたものではないか。
「親切をありがとう。あなたの心は私の中で生き続けます。」
そう。世界中に多くの神はいるが、実は神は一人で、私達ひとりひとりのなかにいるのではないか。それは、優しさだったり、道徳心だったり、正義とか公平とか、共生する気持ちだったり、そんなもののひと塊りのようなものではないのか。
「過去に囚われるのはやめよう。私の一部はあなたとともに死んでいく。」
そう、それは、全て忘れ去ることではなく、憎しみや復讐心を捨て去ることだ。
「どんな未来であれ、あなたの幸福を祈ります。」
ジョーは、熊(ベア)の名前を持つ少女にジュリアス・シーザーの本を渡す。神の物語や聖書などではなく、ひとりの人間の物語を。
ロザリーに別れを告げ、立ち去ろうとしたジョーは、思い直して、動き出した列車にそっと乗り込む。
未来は、幸福な未来は、すぐそこにあったのだ。
Hostiles(敵)とは、何だろうか。
肌の色や、民族の違う相手のことだろうか。
自分達と異なる神を奉じるものだろうか。
いや、同じカテゴリーのなかにあっても、自らの利益のために、ルールなど関係なく、他の全てを敵とするものもいる。
敵、それは試練と同じで、人間が自分で作り出したものだ。
困難な時代だ。
だが、振り子は必ず反対に振れると信じている。
ダイバーシティの潮流!?
インディアン戦争後の1892年、ニューメキシコ州フォート ベリンジャーからモンタナ州バレー オブ ザ ベアーに、癌で死期の近いシャイアン族族長とその家族を送り届けることになったブロッカー大尉と一行の話。
インディアン戦争ではインディアン達を殺しまくり英雄視された、インディアンに敵意剥き出しの主人公が、退役前の最後の仕事として半ば強制的に護衛任務を引き受けさせられ展開して行く。
ウエスタンと言っても開拓時代の直後のストーリーで謂わば余韻の時代の話。
とはいえ先住民と白人の戦いを描いている作品ではあるけれど、仲間や家族を殺された直接的な恨み全開の主人公やロザリーの心境の変化があまりにも急激でちょっと受け入れきれず。
黒人のメンバーもいたしとか拘るのが間違いなのか、単に自分が当時の情勢に詳しくないからかも知れないけれどそれも引っかかったし…。
面白くはあったけど、かなりまったり描かれていて、尺の割に余りエピソードが深くもなければ多くもなく、説得力が足りなくテンポも悪く感じてしまった。
美しい
見惚れるほど美しい映像で描かれる贖罪と、償いの物語はまさに傑作としか言いようがない。
痛々しいまでのアクションシーンも圧巻、様々な運命を背負った人々のドラマが魂に響く!
これは2019年ベスト候補かも・・・
ウエスタンの未来は明るいぞ!
よくぞ劇場公開してくれた、と感謝!
2017年の作品。
事情や経緯は知りませんが、とにかく劇場公開してくれてありがとう、と心から思える映画でした。
この映画の舞台は1892年のアメリカ。
時代背景をイメージするために、鑑賞後に下記の時系列を確認。
・南北戦争 1861〜1865年 武器や物流が発達、銃の命中精度も飛躍的に向上、アメリカが統一国家になり、奴隷制度も廃止された。だから大統領令にそれなりの法的拘束力があり(西部劇ではあるが、力が全ての無法地帯というわけではなかった)、黒人の護送官も存在するし、ロザリーの拳銃も当たるのですね。
・最初の大陸横断鉄道の開通 1869年
・第一次世界大戦 1914〜1918年
国力の増大に伴う社会の成熟や技術的発展などが劇的で、たぶん時代の変わり目にあることが、登場人物たちにもそれなりの影響を与え、変化を受け入れることのできる人とそうでない人とがかなりハッキリと分かれ、対立が先鋭化することもあったのでしょう。
・インディアン戦争のうち、コマンチ族やシャイアン族のいるミシシッピー川の西での戦争 1823〜1890年
1892年という時代、まだまだ戦争の傷跡が生々しい、ということですね。
映画は冒頭から度肝を抜かれます。上記の知識などなくても、あの時代、〝そういうことが普通〟であったということの緊張感が一気に伝わり、映画の世界に没入できます。
人を運ぶことが任務で始まった旅なのに、いつのまにか、人の死を見届け埋葬することが、〝仕事〟になり、その過程で生まれる様々な感情をお互いにぶつけ合い、分かち合っていく。
怒り、悲しみ、慟哭、喪失、悼み、共感、信頼、友情……。
言葉にすると、なんだか陳腐で軽くなってしまう。
少しでも多くの人に、この映画を受け止めて、感じて欲しい。心からそう思います。
恩讐の彼方にあるもの
物語は、ずっと重苦しい。アメリカの暗い歴史への鎮魂歌のように感じた。
過去に囚われたまま深い闇に沈んでいく者、何かの希望を感じて、前に進んでいく者。
過去を忘れることはできないが、未来に希望を見い出すことはできる。そのことを強く感じた映画だった。ラストシーンに希望を感じながら。
被害者意識がもたらすもの
なんと、SHADOWの試写状に続いて本作の
券も頂いた。多謝である。
試写会であるので、絶対にネタバレは出来ない。だから小ネタや情報をいれつつ、面白可笑しくレビューするつもりでいた。
しかし観終わって考えが変わった。色々と思う事があった。
荒野の誓いというタイトルから「荒野の用心棒」や「荒野の1ドル銀貨」のようなエンターテイメント作品だと思ったが違った。
登場人物は陸軍大尉、シャイアン族の首長、
未亡人、この三人のロードムービーのように
進む。油断しているとびっくりする事が多い。
最初の5分で度肝を抜かれ、最後まで気を抜くところがない。血で血を洗うシーンが続く。
その他、登場人物は多岐にわたる。
そのうち誰が善で、誰が悪か分からなくなって来た。
以前「ダンス・ウィズ・ウルブズ」を観た時、アメリカ先住民族に興味を持ち何冊か本を読んだ、だから私は徹底的に先住民の視点に立ってしまう。ただ、良い人もいれば悪い人もいるように一律に語ることは出来ない。白人もしかり。
それぞれ観た人が判断して欲しい。
ただ攻撃的な人間、あるいは民族、または国家には特徴がある。それは被害者意識が強い事だ。
強い被害者意識は簡単に攻撃に転化する。
やられたらやり返す、倍返しだ!
それでいいのか?
それで昨今の日韓事情だ。日毎なんか嫌なかんじになっている。
韓国イコール、反日国家と思っていないか?
それでいいのか?
例えば2018年に日本に来た観光客数である。
中国は約800万、韓国は700万。なんだ中国の方が多いじゃん!
いや違う!中国は人口13億8000万、韓国は5100万だぞ!比率でいうと断然韓国の方が上だ。
(ただ台湾は人口2300万、観光客500万)
2000年の観光客数は全部で500万、それを考えれば空前絶後の人数だ。その頃は目指せ観光立国、目指せ2000万と言っていた。
いわば屈指の親日国だ。
アニメを中心に邦画は人気があるし、作家の東野圭吾は日本以上の人気だ。
スピードスケートの小平奈緒と李相花の友情は
涙を誘った。私は号泣だよ!
日本では ゴルフのイ・ボミは大人気。アン・シネも大人気。私はボミ派だ!
韓国では羽生弓弦が大人気!(私も大好き)
韓国で反日のデモをする人。それが全てじゃない!
また新大久保でヘイトスピーチをする人。
それも全てじゃない!
まずは冷静になろう。理解に努めよう。
映画から離れてしまった。すみません。
ちなみに映画では日韓関係の事は言ってません。当たり前だが・・・
映画を観ながらそんな事を考えた。
勝手な事を考えた。
以前ユーミンがテレビに出ているのを見た。
インタビュアーはバカリズムさん。そして
バカリズムさんはユーミンの「瞳を閉じて」に
ついて質問した。
「あのう、遠くに行った友達って島から離れた人だと思ってたんですけど最近死んだ人かなって思うんです。いったいどっちですか?」
ユーミンは素晴らしい答えをした。流石天下のユーミンである。
「それは聴いた人が感じた方が正しい答えです」
私は感激した。永遠の嘘をついてくれた!
種明かしをしないでくれた!
映画も音楽もリリースした時から、受け手の
もの!たかが作者がえばるなよ!
映画の原題は、、
Hostiles 敵対的 うーむ意味深だ。
一応言っておきますが、普通に良い映画です。
虐殺は虐殺を生む..........キザかも?
映画の冒頭、いきなりインディアンに家族全員を殺されてしまうシーンから始まる。残されたのは、ロザムンド・パイク演じるロザリー・クエイド。抱きかかえていた乳飲み子も銃弾を受け短い一生を終えている。
話は、1892年という事は、マサチューセッツ州で起こった怪事件であり未解決事件でもあるリジー・ボーデン事件と同じ年。ジョン・ブロッカー大尉が司令官よりシャイアン族の酋長イエロー・ホークをニューメキシコ州からモンタナ州までの護送の命を受けるが、始め彼は固辞をしていたにもかかわらず、司令官の脅しともとれる発言に渋々ながら同意してしまう。その距離なんと1600キロ。下関から青森までの道のり、つまり本州縦断と同じ!!
道程においてブロッカー大尉は偶然にも乳飲み子を抱きかかえたまま放心状態のロザリー夫人を発見する。彼女が我に返ると半分、感情失禁というよりは、錯乱状態になり.........!
No! You will not touch this baby.
I will bury my family. それをただ見守るだけの軍人
You believe in the Lord, Joseph?
Yes, I do, Mrs. Quaid.
But......................He's been blind to what's
going on out here for a long time.
4つの墓の中には小さな小さなお墓も1つある。普段なら涙腺のユルユルな者にとっては、涙が欠かせない場面となるが、興ざめしてしまう。1890年に起きた"ビッグ・フット一行に対する虐殺(インディアン側)"とも"ウーンデッド・ニーの戦い(騎兵隊側)"とも呼ばれる虐殺が頭をよぎる。山砲と呼ばれる軽量の火砲やスプリングフィールド銃などを使用して、とにかく動くものは何でも打つ、味方だって打つ、赤ちゃんでもお構いなし、走って逃げる子供も3キロも追いかけてまで殺す。400名死亡。生き残った者数名。
また1830年に施行された法律"Indian Removal Act"ネイティブ・アメリカンから好きな時に土地を没収することができ、言う事をを聞かなければ全員死刑。1民族を全滅させることのできる法律が、実際に適用されるのが施工後の8年後の1838年。通称:"Trail of Tears" チェロキー族インディアンが住んでいたところから追い出され、冬の寒い1000キロに及ぶ道のりを歩かされ、最初12000~15000人いた彼らの実に4000~8000人の方たちが途中で亡くなっている。食料もなく一説には死体も食べたのではないか?という事が言われている。なぜ数字があいまいかって? それは狡猾でずる賢いイギリス人の人口統計や記録を一切残さないことをしているためと考えられる。その悪行は、Sci-Fi小説の父、H.G.ウエルズが何度も映画化されている小説「宇宙戦争」の序文に残忍で冷徹なイギリス人がオーストラリアのタスマニア人にした非道なスポーツを楽しむように行ったマンハンティングのことについて書いてある。しかもオーストラリアでアボロジニ人が市民権を得たのが1967年。アメリカのネイティブ・アメリカンが市民権を得たのが1924年。投票権は戦後の1948年。彼らは人口統計を一切記録していない。
終盤に差し掛かり、酋長イエロー・ホークの埋葬も終わり、そうこうしているとロッキー山脈を背にして4人の男たちが現れる。
Name's Cyrus Lounde. These are my boys.
This here's my land and I want you the hell off it.
I seen you traipsing through my fields with that sorry "Red".
And I don't like it one bit.
-Mr. Lounde. This land here is his rightful burial place.
Where we come from Natives ain't got no rights.
-President's orders.
There ain't writing on no paper, president or not,
can tell me what I can and can't do on my property.
この映画の監督、西部劇を撮った事がないのではないかと思わせるシーンが散見する。建物のペンキが塗りたて感丸出しで、最後のロザリー夫人とブロッカー大尉のこの映画最大の見せ場と言ってよい場面で駅の木造の床が真っ白白でだれの足跡も汚れすらも付いていないなんてありえないし、終盤の銃撃シーンにおいては広大な土地に数名しかいないにもかかわらず、どうやって地主のラウンドは気が付いたのか? 何も説明もなく話が進みすぎている。不親切な映画作りが見られる。この監督のファンの方々、決して怒らないように。それなら書くなってか?
リトル・ベアー役のザビエル・フォースチーフさんすみませんでした。最後の最後まであなたのことを女の子と思っていました。ブロッカー大尉からの贈り物で気が付かなければならなかったのに........?
一般の視聴者からも批評家からも支持をされている本作。
イリノイ州シカゴの週刊誌:Chicago Reader
「この旅の道程は撮影監督の高柳雅暢によって美しく撮影されているが、ベールのたぐいまれなる才能が、しばしば見られるブッスとした表情しかできないところやダサいセリフを暗唱するために緊張しているせいか無駄になっている。」
ミズーリ州セントルイスの唯一の日刊紙:St. Louis Post-Dispatch
見出し:'Hostiles' aspires to be a classic Western より
「古典的西部劇、特にジョン・フォード監督の映画に影響されているところが垣間見られ、この映画、”荒野の誓い”は、西部劇というジャンルに加えられても決しておかしくはないものである。」
主演のブロッカー大尉を演じたクリスチャン・ベール。個人的に彼が英国人とは知らなかった。
待ちくたびれました。
昨年秋に北米で見てから日本語字幕版の公開をひたすら待っていましたが、もう公開されないものとあきらめてBDを購入してしまいました。英語には堪能でないため、理解不足のシーンがありましたがようやく日本公開されることのようでうれしいです。最後の最後のワンシーンがなかった方が自分的には良かったのにと感じていたので、字幕版を見て再確認したいです。
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