「クリス・ヘムズワースありき!」ホース・ソルジャー ヒックス伍長さんの映画レビュー(感想・評価)
クリス・ヘムズワースありき!
01年9月11日、イスラム過激派テロ集団アルカイダによって行われたアメリカ合衆国に対する4回の協調テロ攻撃、いわゆるアメリカ同時多発テロ事件直後のアフガニスタン戦争の際、アメリカが最初に行った反撃として、総勢約5万のタリバン軍に、馬に乗って立ち向かったわずか12名のアメリカ陸軍特殊部隊員達による実話ベースの戦争アクション。
とりあえず、最初から最後までクリス・ヘムズワースがかっこいい!
もちろん他にも色々な有名俳優は出ているが、基本的にクリスのプロモーション映画という印象が強い。
原作小説だともう少し鬼気迫る戦闘描写なのかも知れないが、映像では終盤の戦闘まではほぼ空爆でカタがついてることや総勢5万のタリバン軍というキャッチコピーの割に敵は分散して出てくるので、あまり戦闘においての絶望感は感じられなかった。
同じような境遇を描いた作品ならマーク・ウォルバーグ主演のローンサバイバーの方がいわゆる特殊部隊員物としては迫力があると思う。
とはいえ、クリス・ヘムズワースをもっと多角的に評価するには申し分ないほどの力作だし、現代戦争アクション物としてもなかなかの良作だと思う。
あとマイケル・ペーニャのキャスティングも最高!
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