「戦いの後に残されたもの」ホース・ソルジャー さかさきつねさんの映画レビュー(感想・評価)
戦いの後に残されたもの
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タリバン勢力のテロ組織との戦いに、12人の兵士は勝利するのだろうか。戦いは本当に終わるのだろうか。
テロ、戦争、戦うこと、組織の中の人間、文化の違いについて考えさせられる映画でした。
9.11直後、タリバン勢力のテロ組織と戦うため、12人の兵士て組織されたアメリカの特殊部隊が、極秘作戦を決行した。
クリス=ヘムズワース演じるミッチ=ネルソン大尉、反タリバン組織のドスタム将軍の2人が協調し、山岳地域を「馬」で進みながら戦う。現代版西部劇?
戦いが終わり、ミッチ大尉はドスタム将軍が他の部族にも配慮したことから、『正しい選択』をしたと評する。ところが、ドスタム将軍は、『今日の友は明日の敵』で、アメリカですら『部族のひとつ』で、アフガニスタンは『多くの帝国の墓場』であり、正しい選択などここにはない、と語る。
この言葉が、観た後もずっと重く響いています。
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