ザ・アウトローのレビュー・感想・評価
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ユージュアルサスペクツとヒートを足して2で割る
ジェラルドバトラー好きの方から紹介された本作
銃撃戦を見せたいのか
どんでん返しがしたかったのか
キャラクターをカッコよく見せたかったのか
全てが中途半端でした
殺すんだか殺さないんだか
強盗する気があるのか無いのか
みんなスカしてキメ顔でドヤ顔ばかりするので
画面がうるさい
渋滞にハマる間抜けな強盗犯と
馬鹿しかいない警察の銃撃戦
銃殺される国で、絶対銀行強盗の末路は射殺だよ
リスクしか無いよ
挙げ句の果てに
実は一番弱っちぃ奴が黒幕で
まんまと大金をせしめましたって
あれ?既視感半端ない
夫婦の離婚問題
どうなったの?
本当に最低な父親だよ?
何カッコつけてるの?
映画好きの監督が
影響を受けた作品のいいところどりしようとして
出汁の無いラーメン作っちゃったような作品でした
最後にひとつだけ
防弾チョッキ仕事しろ!
バトラー
長すぎです。もう少し整理出来たはずですが・・・
重犯罪特捜班と傭兵並みの戦闘力を持った強盗団の戦い。お互いを意識し合い、丁々発止のやり取りの後に、銃撃戦に雪崩込みます。
ジェラルド・バトラー主演のポリスアクションです。銃撃戦の迫力は流石で、見る価値は十二分です。
ただ、前振りが長すぎです。主人公の家庭状況のシーンも多く撮られ、結果2時間20分。正直疲れました。強盗団が行う陽動作戦も、警察全体を考えたらまったく意味を感じないもので、無理に入れ込む必要はなかったように感じます。唯一、最後のどんでん返しは中々良く出来ていました。
「HEAT」に良く似た設定ですね。上の感想文章は、ほぼ「HEAT」にも使える内容です。そう感じると、どうしても比較してしまいます。それなら、アルパチーノとデニーロを共演させより派手に銃撃戦を演じた「HEAT」に比べて、本作はどうしても見劣りしてしまいます。
結論としては、本作を鑑賞する位なら、「HEAT」を鑑賞しましょう・・・です。
計画は綿密に
主人公のニックの描写以上に、強盗集団・メリーメンのち密な計画・行動がしっかり描かれているので。
いきなり銃撃戦ではなく、スマートに仕事をするメリーメンの方に、ちょっと視線が向きました。
ニックに襲撃する銀行・日にちを、女性を使って教える。そして本当に襲撃するって、どうよ?どんだけ自信があるの?。と思ったら。
メリーメン、一筋縄ではいきませんね。
その次に襲撃した銀行のシーンは、ハラハラドキドキ。
気持ちはメリーメンが無事仕事を終えてほしいって祈ってました。
「逮捕される気はない」「手錠持ってないぞ」。ニックとメリーメン、たまたま真逆な位置にいただけな二人の関係。ちょっとだけ通じるものがあったのかな。
ラスト、ニックの「?!」と気付く所は。話の主役はどっちだったのかを表してました。
後半はドキドキハラハラ、面白かったんですが。前半ニックの私生活シーン。あんまり要らなかったんでは?。そうすれば「クライムサスペンス」濃度が、高かったかも。
スタイリッシュ強めの硬派
主人公はスマートな悪な印象で、悪役も芯が通っている悪党だし、正義も悪も法を守りながら駆け引きするし、オチもその終り方もスタイリッシュ。登場人物全員、スタイリッシュな映画。…という印象。
銃撃戦は、緊張感・シチュエーション見応えあり。
ヒートかと思ったら…
強盗映画が好きでよく観るのですが、家庭生活がめちゃくちゃな保安官とプロフェッショナルだけど虚無な悪役という構図はいかにも「ヒート」です。悪役の相方は家族と仲良いのもヒートっぽい。
未だだれも襲撃してないところに行くのは「ザ・タウン」「ベイビードライバー」みたいな印象も受けますし、立てこもり事件が別の場所に行くための手段でしかも目的地から非暴力で帰ってくるというのは「インサイドマン」っぽい。
その上オチは「ユージュアルサスペクツ」と、盛りだくさんな内容です。オチのヒントはゴミ収集車の運転手が変わっていること。
盛りだくさんな分話が散漫な印象を受けましたが、甲というより乙な、マニア向けの作品と感じました。
眠い
骨太クライムサスペンス
バカ野郎たちの宴
アメリカでの犯罪の凶悪さは凄いと思うが、あそこまで行くと戦争のようだ。
保安官の権限がどの程度なのか詳しく分からないがニックが家族を犠牲に犯罪者を捕らえようとし、レイは悠然と犯行を行う。
違法捜査を行う保安官VS元特殊部隊の悪党と言う図式で、犯罪者集団の用意周到さには呆れるほど。
だがニック、レイ共に賢さのようなものが見受けない。
何事も強引にやっている感しか見受けない。
ニックは妻と子どもに出ていかれ、早々に離婚届にサインさせられるし、子どもとの関係はともかく、妻とは致命的な決裂をしており、あの精神状態では保安官の仕事をまともにできるはずもない。
レイはボスらしい態度だが、計画外の事態への対応は下手でワルらしい強かさに欠けている。
ラストのどんでん返しも納得だ。
2つの視点を楽しめる。一風変わったクライム・サスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:追う刑事と狙う強盗団。2つの視点から楽しむことが出来る、重厚なストーリーが印象的。意外性のあるラストも、サスペンス好きには嬉しい。
否:展開がかなり複雑なので、観ていてかなり頭を使いそう。よく分からないと痛快さが感じられない。
片や、治安を守るために悪には容赦ない重犯罪特捜班のニック。そして片や、名うての強盗団のメリーメン。1つの映画として二者の視点を楽しむことが出来るのは、それだけで重厚さを感じさせる内容です。やがてそれぞれがそれぞれの大義の下に、その運命を交錯させていく様は、観ていて思わずハラハラさせられてしまいます。
ただ難点としては、メリーメンの計画がかなり複雑なのに、観ている側にはほとんど説明してくれないこと。なので、
「えっと・・・ここがこうなって、結局・・・こういうこと?」
と、勝手に頭の中で考えるしかないので、あまり痛快感がないかも知れません。
とは言うものの、クライマックスの銃撃戦からの驚きのラストは圧巻です。最後に笑うのは果たして誰なのか。サスペンス好きは必見の作品といえそうです。
男と銃撃とバー
この映画の見どころは大きく分けて3つ
①画面に釘付けになる圧巻の銃撃戦
②ヒリヒリするような男たちの心理戦
③丁重な伏線のフリと回収
まず銃撃戦ですが、回数としては多くないにも関わらず見せ方がとても上手いため引き込まれるし、印象に残ります。
銃を撃った時の音がすさまじく、まるで戦場に放り込まれたかのごとき緊張感を味わえると共に、刑事チームと強盗チームの陣形を組みながら行う銃撃戦が美しくてグッときますね。
この映画は全体的に映像の見せ方がとても上手に感じます。
強盗チームが銀行強盗の計画を練るシーンでも、銀行内部の構造をワクワクするような切り口で説明する描写などケイパー物の醍醐味をきっちり押さえてくれています。
両チームの雄同士が牽制し合う、男臭さ全開の心理戦シーンも本作の見どころの一つ。
やたらとお互いのボスが接触して威嚇し合うシーンが多く、手に汗握るマウント合戦が堪能できます。
映画の終盤にある種明かしがあるのですが、集中して見ていれば見破れるかもしれません。ちゃんと伏線がはってあり丁重に回収してくれるので、ふとしたシーンや登場人物などを頭に止めておくといいかもしれないです。
他の方も名前を挙げていましたが「ヒート」が好きな人や、骨太なクライムサスペンスを好む方にはかなり満足できる出来になっていると思いますよ!
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