「お金からみえる兄弟愛」ゼニガタ 気づいたら脚に青タンさんの映画レビュー(感想・評価)
お金からみえる兄弟愛
小説、マンガ共に読んでから映画をみました。
こういう場合、漫画、小説とあそこが違ってショックだった!などということも多くあるのですがこの作品は必要なところをピックアップして、下手にストーリーを増やす、帳尻合わせのような部分は特に感じられず、非常に満足度が高かったです。また、余分な表現などは少なかったので比較的に間延びせずに観やすかったです。
さて、私は正直ヤクザvs闇金という映画に対して凄く偏見があったのですが、お金というものを通して人間の間抜けなところやがめつさだけではなく銭形兄弟の関係性もわかりやすく描かれていました。
小林且弥さんが演じる静香の観てる側に訴えかけるような感情の動きが観ていてとても心動かされます。さらに早乙女珠の読めない女加減がストーリー進むにつれて加速していくようで観ていてハラハラとさせられました。佐津川愛美さんすごい!
その中でも玉城裕規さんを中心として演じられてた半グレ集団の絶妙な雑魚さやクズさがいい意味で作品の緊張感を崩していてアクセントになっていました。
終わる頃にはまたみたいなと思わせてくれる中毒性もあります。
是非皆さんには劇場でご覧いただきたいです!
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