「ティモシー・スポールの妻が認知症ってところで泣ける。」輝ける人生 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ティモシー・スポールの妻が認知症ってところで泣ける。
高齢化社会。ナイトの称号を授与され優雅な生活に満足しているかのような家族。どちらが満足のいく人生を歩んでいるのか、老人が新しい人生を求めてはいけないのか?と、色んなことを考えさせられる。
家の中で浮気しちゃいけないでしょ・・・と、引いてしまう序盤。60過ぎてもセックスすることで人生を楽しむ人たち。ムンムンの色気で誘ったら、心臓発作というのも引いてしまったので、徐々にチャーリーの悲哀に注目してしまった。家を売ってまで介護に熱心だったのに、諦める日が来るのも寂しい。イギリスの医療はどうなってるんだ?マイケル・ムーアも素晴らしいと言っていたのに・・・
やがて日本にも訪れる介護医療の破綻も想像してしまい、アルツハイマーでの介護の究極の選択が離婚であることも知っているのですが、どうなっていくんでしょ。と、本筋とは離れたところで寂しくなった。また、船上生活というのも、昔の日本ではよく見られた光景。ラストは夢を追いかける姿に感動できるのですが、ちょっと駆け足だったかなぁ・・・
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