「ロッキーの表と裏」チャンプ とえさんの映画レビュー(感想・評価)
ロッキーの表と裏
映画「ロッキー」のモデルになったと言われる実在するボクサー、チャック・ウェブナーを描く
チャックは世界チャンピオンになったモハメド・アリから防衛の相手として指名され、15Rフルで戦い、結果TKOとなってしまうが、
それを観ていたスタローンが脚本を書いたのが「ロッキー」だった
映画では、ロッキーはチャンピオンと戦った後、スターの人生を歩んでいくけれど
現実のチャックは「ロッキーのモデル」として有名になると同時に、ドラッグに手を出し、妻は離れ、生活は荒んでいく
その映画ロッキーと、彼とは対照的なチャックの人生が虚構と現実を示していて、その対比が華やかさの裏にある現実の痛みを感じさせる映画だった
映画の中にはスタローンが時々登場するのだけど、なかなかいい奴だった(笑)
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