「ポンコツタクシー」TAXi ダイヤモンド・ミッション 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ポンコツタクシー
フランス発、リュック・ベッソン印のカー・アクション・コメディ・シリーズ、11年振りの第5弾。
あのおバカ署長(現・市長)は出るし、あのテーマ曲も流れるが、スタッフもキャストも一新。
スピンオフか新シリーズといった感じ。
日本では人気あり、ヒットもしてきたこのシリーズだが、正直自分はあまり好きでもなく面白いと思った事は無い。
一応見てきただけで、今回も一応見てみたのだが…、
いや~、驚いた! 『雪の華』が酷かったので、口直しに気軽に見れるだろうと思って見たのだが、さらにつまらなかった!
まず、話。一応話みたいなのはあったようだが、これ、話と言えるものか?
単なるドタバタ&中身ナシ。
カー・アクションはこれまで通りそれなりに見せ場あるが、それ以外はまともに見ていられないくらいの超駄作レベル。
新キャストは全く魅力ナシ。
うるさいだけのワーワーギャーギャー、ダダスベりギャグ、ゲロやクソやハナタレガキが喜びそうな幼稚お下品下ネタ、よく公開中止にならなかったもんだと驚愕の差別・偏見の連続…。
(ベッソンの作品を見るといつも思う事だが、ちょくちょく日本や日本人をコケにしてるよね。コイツこそ反日!)
本当にこんなんで面白い!楽しい!…と思えるのか?
不快でしかなかった。
もうベッソンにはかつての才能の欠片も残っていないらしい。
こんな醜態晒すくらいなら、潔く映画界を引退した方がいい。
実は見るか見ないか迷ったのだが、見なきゃ良かった。
本当につまらない!酷い!
現時点で今年、ダントツのワースト!
快速タクシーなんかじゃない、ポンコツタクシーだ。
“ダイヤモンド・ミッション”なんかじゃない、“紛い物”だ。