「神に抗う合理主義者対神に愛され過ぎた正義の無能者」劇場版 幼女戦記 tukisikiさんの映画レビュー(感想・評価)
神に抗う合理主義者対神に愛され過ぎた正義の無能者
TVシリーズの真っ当な続編。
書籍版原作の三巻、四巻の内容を、ターニャ対メアリー・スーに特化する為に再構成した感じ。
南方戦線はかなりシェイプされていますが、入場者特典の冊子で補完する気配りが良いのです。
地獄の東部戦線が始まり、荒ぶるロリヤさんも気合いの入った描写で描かれていて教育上よろしくないですw
メアリー・スーとの(一方的な)確執はテレビシリーズを観ていないと薄いかも知れませんが、例のマシンガンを目視してバーサーカーモードに突入する描写は秀逸。
再戦でのメアリーのデタラメな火力と防殻 術式の固さは、映像化されると本当に化け物(正義のヒロイン)です。
戦闘シーンでは作画枚数が足りないのか、スピード感演出なのか妙にカクカクしたシーンもみられるが、それ以上に大迫力の戦闘ぶりは悟空vsブロリー、バーサーカーvsセーバーオルタに匹敵するかも!?
あとは音響効果が凄いので、是非とも劇場で堪能して欲しいのです♪
物語としてはいまだに途中であり、アニメとしてオリジナルの着地をさせたわけではありませんので、当面この劇場版を堪能しつつ更なる映像化も期待しております。
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