クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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わからないことばかりの怖くないホラー
百聞は一見に如かずというのは誰もが納得できる諺だが、それは見ることも聞くこともできる健常者にとっての話で、盲目の人には意味を成さない。健常者は盲目の人の感覚がなかなか想像できないだろう。
視力がなければ補完する感覚としての聴力が発達するのは、なんとなく予想できる。しかしエビデンスがあるわけではない。座頭市のドラマを見てもよくわからなかった。
さて本作品は目が見えない強力な外敵に襲われる話である。視覚のない生物が宇宙空間を渡って地球に来られるのかという疑問はあるが、そもそも宇宙の他の生物が地球に来られる可能性自体、相対性理論からすればほぼゼロである。だから固いことは言わないで、そういう設定であることを受け入れるのが筋だ。
とはいえ、敵がどの音をもって人間と判断するのかよくわからないままなので、なんとなくモヤモヤしたまま鑑賞することになる。敵の強さもよくわからない。ゲームをしているのか捕食しているのかも不明だ。人間が関わらないところでも風や雷など自然はしばしば大きな音を発するが、そういう自然の音と人間が発する音をどうやって区別しているのかもわからない。わからないことばかりである。正体不明の敵は確かに怖いが、何もかも不明だと逆に怖がりようがないのだ。もう少し敵の残虐性を示すひどい殺され方などのシーンがあったほうがホラーとして恐怖心を産んだと思う。怖かったのはいきなり来る大音量の効果音だけである。
どちらかというと家族間の関係性が変化し、成長していくドラマに重点が置かれている気もするが、それにしては描写が少なすぎる。ホラーにしたかったのか、家族の物語にしたかったのか、制作者の意図が最後まで理解できないまま、中途半端に終わってしまった感がある。
最初に書いたとおり、盲目の感覚は健常者には理解できにくい。だから本作品の敵についても理解できない。音を立ててはいけない登場人物に感情移入して、観客も音を立ててはいけない気持ちにはなるが、そこまでの作品で、高評価は不要である。
余白だらけの世界観
痛みに耐え兼ねながらも
必死に声をかみ殺す母親
エミリー・ブラントの熱演は
何度観ても手に汗モノです。
家族それぞれが個々に
末っ子への思いを馳せる場面が
おいらのお気に入り。
父親の武骨さと
長女の不器用さにも
観るたびに共感の度合いが高まる。
このサバイバル家族の映画、大好き。
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2018.10.15 TOHOシネマズ日比谷にて2回目
没入した。
一度観たし…と高括ってたら
もっとのめり込んでしまった。
大声で笑い合い
悲しいときには大声で泣き叫び
橋の上から大声で愚痴ってみたりする
おいらはなんと平和だ…
絶望に陥ることなく
こんな環境を生き抜く家族の姿は
なんだかおいらに
奮い立たせるものを
与えてくれる気がして。
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2018.9.30 TOHOシネマズ上野にて1回目
滅びかけた世界に生きる
トラウマを抱え壊れかけた家族
ぎりぎりの綱渡りをしながらも
再生を果たすことはできるのか。
田舎町の一家族に焦点を絞り
愛あるラストに向かって
なだれ込んでいくストーリーは
余白に溢れ
おいらの想像力を
存分に刺激してくれる。
ラストシーンを観た瞬間
また最初から見返したくなった。
これは映画館で見るべき!
期待が大きかっただけにガッカリ…
えっ
愛は静けさの中に
制作費1700万ドルという小規模作品ながら、批評家・観客から絶賛され、全米オープニング興収
5000万ドル、全世界興収も3億ドルを突破した大ヒット作が日本でもいよいよ公開。
音を立てると『何か』がやってくる――。
盲目だが優れた聴力と恐ろしい速度・殺傷力を持つ『何か』によって、数多くの人間が殺された世界。
その世界で息を潜めて生活を続ける5人家族。母親の出産を間近に控え、『何か』に察知されないように
出産の準備を進める一家だが、そのタイミングで幾つもの危機に晒されるというサスペンスホラー作。
...
まずもって音を立てられない世界でのサバイバル生活という設定が、緊張感に溢れていて面白い。
『何か』は地獄耳ではあるが、全く音を立てられないかというとそうではなく、囁き声で会話するくらいならOK。
木の葉がカサカサ鳴ったり布がはためく程度もOK。だが、水をザブザブさせたりガラスを割ったりするともう危ない。
言わずもがな、叫ぶなんてのはもってのほかである。なので一家の会話は基本的に手話。
よく使う道路には砂を敷いたり、赤ちゃん出産の為に地下室や密閉式揺りかごを用意したり、
そうして色々と工夫して音を立てないようにしているのだが、ちょっと油断すると――。
長年そんな生活に慣れているならともかくとして、物語のスタートは『何か』が出現してから3ヵ月くらい。
父母はともかく、年端もいかない子ども達3人はしばしばミスをしてしまうし、
遊びたい盛りでそんな状況に追い込まれたものだから苛立ちも募っている。
特に難聴の長女はある事件をきっかけに父と折り合いが悪くなり、ことあるごとに衝突する。
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好きな点は後述するとして、ここで不満点を書いてしまうと、一番はこの長女だったりする。
過酷で理不尽な状況や、自身の障害に対する苛立ちで不安定になるのは理解するが、
それでも他の家族を省みない身勝手な行動が多過ぎて共感や同情を寄せづらい。
難聴という設定も、終盤のあの展開のせいで物語上でのギミックとしての扱いを強く感じてしまい、
このキャラクターへの共感のしづらさが少々増してしまったような気がする。
それと『何か』の設定も、メチャクチャ怖いのだが人類を滅亡寸前に追い込むにはスペック不足に感じたかな。
遠くの音はめざとく察知して猛速で駆け付けるのに、近くの生物が立てる音の聴き分けは苦手と
いうのもアンバランスに感じるし、あとは終盤のアレもさすがに都合が良すぎやしないかしら
(最後の“ジャキッ”は超カッコいいけどね)。
あとは生まれてこれるかどうかの赤ちゃん関連も、細かくは書かないが……色々と……まあ色々とね。
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だけどやっぱり……この『何か』の怖さはハンパ無ぇ!
スピーカーサイズの巨大な耳、アザミの蕾のような頭部、肉で捏ねたカマキリのような風貌がおぞましい。
獲物を探す時は、“カカカカカ”と鳴き声を上げながらのろのろと徘徊。
いざ獲物を探知すると、猛烈な速度で跳び掛かり、獲物を一瞬で八つ裂きに。
主人公らがいくら音を立てないよう注意しても不可抗力というものはある訳で、出産の激痛に耐えているのに
背後1mで『何か』がうろついている場面やら、画面に釘が大写しになる場面やらの怖いこと怖いこと!
『あ、これもう完全に“詰み”ですね』と思う瞬間が3回はあったかな。かなりハラハラしましたよ。
(才媛エミリー・ブラントがいつにも増して見事な演技! 儚そうなのに力強い。)
そんな『何か』が闊歩する世界では、
どれだけの痛みや衝撃を受けても、どれだけの怒りや悲しみに襲われても、叫ぶことも泣くことも満足にできない。
自分の内で処理しきれない感情を言葉や音で吐き出すのは、人間としての本能に近い部分なのに、
感情を外に吐き出すことが出来ないというのはとてもとても苦しいし、気持ちも十分に伝えられない。
だけど、例え声に出さなくても、いつかは伝わるものもある。
痛みと涙を懸命に押し殺す母。地下室いっぱいの父の愛。
何が何でも子を守ろうとする父と母の姿に、思わず胸が熱くなる。
...
セリフと効果音がほとんど無いアメリカ版予告編を観た時から個人的にも気になっていた作品だったが……
いやあ、ツッコミ所はあるとはいえ、緊張感バリバリで面白かったです。観て損ナシの3.5判定で。
<2018.09.28鑑賞>
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余談:
それにしても日本版予告編は、ナレーションを当てまくって本来の作品の雰囲気ぶち壊し。
本作に限らず、日本の予告編って何故にナレーションやらテロップやらを当てまくるのかね。
一から十まで説明しなくても観客には伝わると思うんだけど。
あまり期待していなかったので予想通り
中盤からまくってくる
映画館全体が一体に
人類が滅亡寸前の『音を立ててはいけない』世界で、『何か』に怯えながら生き延びている一家族を描いたお話。ホラーというよりも、静かな中で突然大きな音がするシーンで驚く事が多かった。痛そうなシーンもあるため、苦手な人は注意が必要。
基本的に会話は少なく、静かな中でストーリーが展開されていく。土を踏む音。衣類が擦れる音。『クワイエット・プレイス』の世界だと、日常で生活している上で気にしないような音まで耳に入ってくる。
息をのむシーンでは映画館全体が一体となり緊張に包まれていた。終始緊張感が続く作品だからこそ、劇場内でのスマホのバイブレーションなどの音が余計に気になってしまい、現実に戻されてしまったのが残念。スマホは電源を切ってください!
ストーリー的には詰めの甘さが残念だった。映画が終わってから振り替えると疑問に思う点が多く、丁寧に描いて欲しかったと感じる。
妙な緊張感、無音状態が怖い。
「クワイエット・プレイス」字幕版で鑑賞。
*「若おかみは小学生!」を見た後に鑑賞。
*概要*
音に反応し人間を襲う「何か」が潜む世界で、音を立てずに生き延びようとする一家を映し出すホラー。
*主演*
エミリー・ブラント
*感想*
僕はガッチリしたホラー映画をあまり見ないんですが、「ボーダーライン」のエミリー・ブラントが出ているし、あらすじが斬新だし、少し興味が沸いたので、鑑賞。
心臓に悪い!それなりにBGMはあるけど、時折、真空状態のような無音がかなりあって、いきなりバッッ!とクリーチャーみたいな奴が出てくるので、凄く怖かった。
賛否両論はありますが、僕もあの終わり方はちょっと微妙だけど、登場人物は家族だけだし、ホラーとしての雰囲気や演出がほぼ完璧。
最初は説明不足が目立つけど、見続けていくと、話の内容がすぐに察知できますが、始まりから終わりまで緊張感が続くので、心臓に悪い!(笑)
エミリー・ブラントの迫真の演技が見事だったし、あの風呂場で出産するシーンが強烈!
終盤は、家族愛も描かれてて、ホラー映画なのに泣きそうになりました。
あの終わり方だと、続編がありそう。。
あ~怖かったw
エミリー出演作にハズレ無し?!!
緊迫感がハンパない!
予告の雰囲気や音を立てたら即死というポスターを見て 上映中静まり返るだろうと思っていたけど ほんとに飲食出来ないほどの静けさと人差し指を自然と口元に強く押し当ててしまうほどの緊迫感だった。主演はエミリー・ブラント、監督はエミリーの夫で劇中でも夫役をしていたジョン・クラシンスキー 正直 この夫婦の共演が楽しみで見に行くのを決めた。特に エミリー・ブラントの演技が凄い!出産予定日が近づくにつれて期待と不安が感じられる微かな表情 破水が始まって陣痛に耐えながらクリーチャーが迫る緊迫した状況で恐怖に直面するシーン 子どもを守ることができないのは親じゃない 母親の強さを見事に演じていた。イヤホンから流れる曲や耳が聞こえない無音状態の演出も 静かな映画に音の強弱を持たせてて良かった。ドーンとかバーンとかいうびっくり効果音はめちゃくちゃ大きめ。破水が始まってからのシーンは緊迫感もMAX!ラストは悲しくもあったけど希望を持たせる終わり方で良かった。
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