REDCON-1 レッドコン1 戦闘最大警戒レベルのレビュー・感想・評価

よくあるゾンビ映画だけどドラマがあって最後は切ないです。

又、B級のゾンビ映画か…と思ったが、話が進むにつれ中々どうして、ストーリーもしっかりしてきて、ラストなんて中々の出来映えだと思う。
確かに所々突っ込みどころもあるが、決行楽しめた。

米英特殊部隊VS進化系ゾンビというキャッチコピーに釣られて鑑賞、ところが今までのゾンビ映画との違いは残酷シーンが異常なほど多いくらい。
ゾンビ・ウィルスは軍がマッドサイエンティストに作らせた生物化学兵器、行方不明の博士を連れ戻してワクチンの開発が部隊の任務だが上層部は証拠隠滅しか頭にないと来ているからたまったもんじゃありません。
老若男女、夥しい犠牲者の数、襲撃、殺戮シーンをこれほど詳らかに見せる演出は異常です、脚本・監督・プロデュース兼務とさながら独壇場の英国生まれの中国人チー・ケオン・チャンという人はサイコパスかも知れませんね。久々に観たのを悔やむ代物でした、トホホ・・。

血液感染し、感染すると30分～6時間で発症、感染前の記憶は微かに残るが、身体能力が向上し狂暴化するというウイルスが蔓延し隔離された地域からウイルスを開発した科学者を連れ出す任務を受けた部隊の話。

血液感染どころか唾液でも感染するみたいだし、その割に返り血を平気で浴びまくる様な戦い方だったり、わざわざ車から降りちゃったりとツッコミどころ満載。

スカしていたり、白々しかったり、キャラに見せ方に展開にとにかく安っぽくて何度となく苦笑がもれてしまった、

話自体は面白いのに勿体ない感じ。